こころづくしのお見舞いをいただいた
森の清掃仲間のMさんから、ご自宅の庭で栽培された葡萄をいただいた。
玄関先で不意のいただきものに戸惑ったとき、葡萄の包みに重ねてエディへの
お見舞いの言葉をいただき、思わず熱いものがこみあげそうになった。
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森の清掃仲間のMさんから、ご自宅の庭で栽培された葡萄をいただいた。
玄関先で不意のいただきものに戸惑ったとき、葡萄の包みに重ねてエディへの
お見舞いの言葉をいただき、思わず熱いものがこみあげそうになった。
8月20日木曜 日付が変わったころ家内からの声で目を覚ます。
とうとう血便の現実。
シーツの全とっかえをして様子を見ている。
深い寝息、時々チック 全身的な痙攣 が走るが、エディ自身は安らかな表情。
ときおり動かなかったはずの後ろ足が駆けるかのような動きを示す。
もしかしたら明け方までもたないかもしれない。
娘に声をかけたら猫も寄ってきて 枕元にみんな揃ってしまった。
ボビーの時のことなどを思い出しながら、特に何といってやれることなど無いままに2時間ちかく過ぎてしまった。
定例木曜も今日は無理だな とか、展示会に参考出品する木の器の引き渡しは約束どおり夕方に持参しなきゃな とか
なんだか昨日あたり、妙にアクセスが増えたような気がして不慣れなアクセス解析という道具を使って原因を調べてみたら・・・ なんと、ココログのお勧めブログというようなコラム記事に木挽屋も混ぜてもらっていたみたいだった。 これがまた新しい出会いとのめぐり合いにつながるものであってくれると嬉しいのだが。
おりから16日はボビーの誕生日。
ということは、私の誕生日でもあったわけで。
長い、別れを告げるための日々がおわり、 いま彼は骨となり他の犬たちと同様我が家のそれぞれの棚の位置に静かに収まっている。
まだまだ、あふれてくる言葉はあるのだけれど、掌のなかの丁寧にほぐした鳥のササミだけはなんとか食べようとした彼の最後の努力と舌の熱さの記憶とが、そうした言葉を全て押し流してしまう。
人は何とでも言え。 自分の裡にのこっている力の全てを使い果たしてしまわなければ とてもこの思いに耐えてゆけそうにないから。 今日もまた、ヤマにいこうか。
誕生日までは と思っていたが、やはり無理だったようだ。
出張火葬車を依頼した。
担当者の意見に従い予定していた自宅内駐車場利用をあきらめ、チェンソー彫刻練習のヤマの隅のスペースに案内。
そこでほぼ3時間弱、いつの間にかつみ重なった落葉を掻き清めながら、壊れた熊手を修理しながら、夕陽の影を追い続けた。
帰宅してみれば 急に広さを感じるようになった居間。
ずいぶん長いお別れの会話を重ねてきたつもりだったが、語り足りなかった部分がまだまだあふれてくる。
幾度も、懲りずにこういう別れを繰り返してきた。
疲れきっているせいか、まだ実感が伴わないまま。
だが、もう 終わった。
おやすみボビー とは言わない。
三途の川の手前で、いつまででもちゃんと待っていてくれるのがボビーなんだ と思っているし。
ボビーの看病の合間に古くなって合皮が破れてきたスローパウチを帆布針で繕って一日過ごした。 あ、それと、新規に12ストランドロープでWhooPieスリングを自作したり、アイスプライスと格闘したり、2階階段の手すりでスパイダージャックの勘所を実験していたりしたので、それほどマッタリと粘ついた時間を過ごしたわけではない。
脇で見ているボビーの肩が恐ろしくなるくらいに細くやせてしまっているが、本人は痛がりも苦しがりもしないでただこっちを穏やかな顔つきで眺めているだけ。
今朝の散歩も途中で切り上げ。
とうとうレバーでも食欲を誘い出せなくなって、水のほかはほんの少しのササミだけ それも手から直接でないと食べたくないようす。
なにもしないでいるとこちらが辛くなる。 だからせっせと繕いものに精をだす。
なんでパウチの皮が破れるのかってえと、ビッグショットの下手な操作で狙った樹の股でなくて幹を直撃してしまうことが多いから・・・
案外と簡単に袋が破けるので、一番左端のパウチは2重構造になっている。
実は・・・ その2重になっている内側のゴム膜部分を、繕い針で更に破いてしまっていたりする・・・
ロープやらバッグやら、普段のように直したらすぐに外で試す という事にならず、ボビーの傍で次にやることを探す。 だから旋盤もさわる気にならない。 旋盤をまわせば、かならずボビーが無理して傍にやってくるし、そういう彼をちゃんとみていてやれなくなるし。
夕食は私の当番。 手軽にスパゲッティのミートソースと味噌汁(^^;で時間短縮を図る。 いつものコーンポタージュスープはどうやら臭いがむせるようなので今回はやめにしといた。
明日は大晦日。
ボビーの12歳の誕生日まであと17日。
しゅまん、今日はコメント謝絶のボヤキブログにしときます。
みなさま 佳い歳をお迎えください。
なんとか狙いどおりETC深夜割引を利用した時刻に帰宅できた。
起きて待っていてくれた家内に早速ボビーの様子をおそわる。 こまかく病状がメモしてあって、宿から幾度もCメールで状況を問い合わせ、返信メールを貰っては一喜一憂していたこの数日間の家内との連絡内容が瞬時に思い出される。
Cメールを使うようになったおかげで、通話待ちうけ電池切れの形態電話化(!)は繰り返さずに済んだが、いつの間にかメールを片手で打てるようになったのも、そういえばボビーのおかげなのかもしれない。
なんとか今回も無事に峠を越えてくれたようす。 8月来、ほぼ50日ごとに吐寫と断食をくりかえし、今回は初めて出血があった。
これまでに飼育してきた犬では、病のとき、単に獣医さんに任せ、言われるままの治療をお願いしてはそのたびに深い徒労感と無力感を残してきたものだ。
ボビーでは もうその轍を踏むまい、最後はあくまで自宅内療養 の覚悟を決め、室内飼育を始めて11年目。
真夜中に帰宅した私を嬉しそうに出迎え、
この夜明けには もうフラフラに絞りきった体力の身でありながら笑い顔で外へ出るサインを見せて、玄関をあけ庭に出してやるまで下痢を我慢し続けるボビー
の健気さに、緩んだ涙腺がまたにじんでしまう。
随分細くなってしまった。
でも、まだまだ終わりではなさそう。
ゆったりと振られ続けている尾の動きに、なにかがほっとする。
空気の暖かかった今朝の散歩は、以前のように北小学校の校庭まで足をのばしてみた。
この校庭で、来年の桜をまた一緒にみような。
声にだして、そう誘ってみる。
ボビーの答えはいつも笑い顔だけなんだけど。
今晩のウエルカムパーティから始まる今年度の千葉大会、突然の事情があって参加できなくなりました。
皆さんにお目にかかれることをずっと楽しみにしていたんですけど、実に残念です。
またあえる時まで、皆さん、よろしく。
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