無患子の器の里帰り
先日の無患子の板、無事に3つ重ねの小さな器にしたてて元の地主さんの許に帰らせることができました。
この樹の剪定作業をした2011年ごろ、この界隈で珍しいムクロジの木の由来が 100年の昔に当地に嫁いできた嫁御料が実家からもってきて植えたものと聞いていましたので、伐採後に記念の器に仕立てて地主さんの手元に戻って貰うと決めていました。
ようやく今月、手を付け始めてからもう6年の月日がたっていますが、その思いをやり遂げることができたことを 素直に喜ぼうとおもっています。
尚、この写真は先日紹介しました映画「武蔵野」の原村監督から頂戴したものです。
差し上げた器はウレタン仕上げでしたので、余り手間がかからずに利用していただけると思います。
私の手元にはまだ少し板挽き材が残っていますので、小さな3つ揃えの器をもう少し作って見るつもりでいます。
私の手元にはまだ少し板挽き材が残っていますので、小さな3つ揃えの器をもう少し作って見るつもりでいます。
11月の「さんとめのきをいかす展」に出品してみるかもしれません。
本川越駅から8分ほどの「蔵里」で、木工仲間と一緒に行う展示会、できれば覗いてみてやってください。
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コメント
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失礼、嫁御料 は間違い、 正しくは 嫁御寮 でした。
投稿: 木挽屋次郎 | 2017年8月14日 (月) 05時14分