無患子の器の里帰り
先日の無患子の板、無事に3つ重ねの小さな器にしたてて元の地主さんの許に帰らせることができました。
この樹の剪定作業をした2011年ごろ、この界隈で珍しいムクロジの木の由来が 100年の昔に当地に嫁いできた嫁御料が実家からもってきて植えたものと聞いていましたので、伐採後に記念の器に仕立てて地主さんの手元に戻って貰うと決めていました。
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先日の無患子の板、無事に3つ重ねの小さな器にしたてて元の地主さんの許に帰らせることができました。
この樹の剪定作業をした2011年ごろ、この界隈で珍しいムクロジの木の由来が 100年の昔に当地に嫁いできた嫁御料が実家からもってきて植えたものと聞いていましたので、伐採後に記念の器に仕立てて地主さんの手元に戻って貰うと決めていました。
FBで告知させていただいた記事です。
川越は下赤塚の農家裏庭で依頼されて伐採した無患子。
現地でチェンソー板挽きし、下松原の農家の屋敷林で乾燥させた6年ものの2寸厚板。
その一部を器にする作業に手をつけはじめた。
五月末に依頼された記念樹からの器とボールペン、ちょっと乾燥を急いだけれど一段落まで漕ぎ着けた。
金木犀のペン軸はかなり意図的な木取りで導管模様を強調したもの。 金具は24Kでなく、少し抑制の効いた10Kゴールドを採用。
ガンメタルの黒や、古色銅の金具も取り寄せて比べてみたが、白い木犀の木地に似合うのはこれしかないと結論が出た。
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