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2017年5月30日 (火)

あれから半年

去年の10月26日はじめて面会した委託主さんの記念樹、11月に池袋の工事現場へ出かけて受領した素材は 誕生記念植樹から50年の欅と金木犀だった。

 受領して粗挽き乾燥させて半年、今月修正挽きと仕上げに取り掛かり、修正を繰り返して一段落ということにした。

 このレベルがオイラの現時点での能力の限界。

P5300680

 
 
 塗装は挽き物とは別次元の世界だということを痛感したが、ウレタン系のオイルフィニッシュでやれる限りの事はやったつもり。
 
写真奥が欅50年の年輪強調の器。

 何をいれるかは施主さんの考え一つだが、自分なりに工夫した積り。
 手前の2つは 金木犀の器。 左は普通のサラダボウル。 右がナチュラルエッジ。
 
 
 
 

 実際の器は写真で見るとそれなりに工芸品的な出来上がりに見えるかも知んないが、塗りの世界は本気で取り組むと簡単に二桁万円という世界にぶつかる。
 あくまで民芸のレベルで考えているから、細かく仕上げのレベルも提示しておくほうが正直だろうと思う。

 
P5300662
 
 ウレタン系のオイルフィニッシュはオリオNA-6
 
P5300663
 
 高台の底はなかなか仕上げが思い通りにならない。
 
P5300666
 
欅の器は、往時の樹形の雄大さを想像しながら 50年の歴史を象徴するよう、5段の飾り挽をしておいた。
 
P5300667
 
 欅の気品は年輪模様にあると思うが、普通は漆などで茶色く着色して木目を見せることが多いようにかんじている。 この器はあくまで年輪を、その幼少期から辿るように挽いてみたもの。
 
 高台はやはり難しくて力の限界を感じている。
 
P5300669
 
 器の内側に、ケヤキのシロタ部分をもってきてこの器全体のポイントというか、性格をみせるようにした。
 
 幼木から伐採までの時間がこの器1つに表現できていると自負していたりする。
 
 
P5300670
 
引き取ったケヤキの残材はまだ少しのこっているが、干割れも進んでいる。
 
 
P5300671
 
 
もし施主さんに希望があれば、この残材で湯呑などを作ることは可能。
 
全ては引き渡してから先の展開次第。
 
 
なんとか去年の約束「半年」は守れたように思ってるが、どんなもんだろう。
 
 

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コメント

随分とご謙遜ですね。
こんなに立派な器に比べると、my工房の駄物は穴があったら入りたい。
JWAのHPにup写真、もっと威張って下さい。
上には上、下には下があります。JWAの講師をお願いしたいですね。

つねさん、オイラ木登り得意だからね 別におだてられなくても登れることは登れるっちゃ(汗)
 塗りってのはマジで果てしない世界だから、余りそこに入れ込むと本筋の雑木林との付き合いが変な方向に行ってしまうと感じてますです。
 
 オリエ2NA-6では幾度か失敗を重ねてきてまして、JWAに投稿したとおりの火ぶくれ重ね塗りは#400での擦り込みで誤魔化すしかなかったです。
 
 漆は半年だけ伝統工芸士の教室で指導を受けたのですが、せいぜいヒイラギ葉脈アクセサリー程度で踏みとどまることにしてます。 そこから先は神経衰弱の世界の入り口(笑)
 
 あくまで 木地師の技に到達したい 今はその一心で精進してます。

成瀬さま
ご無沙汰いたしております。
思い出の木達を、こんな素敵な作品に仕上げて頂きありがとうございます。
本日、成瀬さんと作品達にお会いできますことを楽しみにしています。

 ガストから先ほど帰宅しました。
 コメントを残していただき有難うございます。

気に入って頂けたようで胸をなでおろしております。

 また、追加のご注文を頂き、重ねて御礼申し上げます。
 色々と工夫をしてみようと思いますので、時折、この拙ブログをチェックしていただければ幸甚です。
 樹の話を始めると際限がないという悪癖を持っております故、思わぬ時間を潰してしまい、ご迷惑をおかけしてしまったかと反省しております。
 
 ひたすらご寛恕いただきたくお よろしく願いします。
 

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