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15年も前の事など

« 6月16日樹曜 曇り後雨 | トップページ | きじとらさんから写真を貰った(20110710 写真追加) »

2011年7月 1日 (金)

枯損赤松の始末(補記 20110701)

昨日は木曜 水曜の里山清掃の後で栃の木保護作業に熱中し、あまりの暑さに熱中症でダウン sprinkle した翌日の樹曜だったんですが coldsweats01

Imgp2165 いつもの3バカトリオで赤松の始末、手順は左右の赤松に2つのDdRTトップアンカーを設定し、ターゲットの枯損松にスパーで登高 スパーっと樹冠を切り落としてbleah からのピンポイント伐倒って段取り ですた。


 2つDdRTを掛けたのは、枯損状況がかなり深刻だったので不測の中折れ懸念があったため、スイングでの怪我を警戒したからでふ。

Imgp2166  

 スパーで登るのは時間的に楽で体力的にもメリットがあるんですが、いかんせん老いた脚力・集中力。

 途中、ギャフアウトも幾度か起こしてしまいますた。

 

 んでも、さっさと登って12mほどの2つの樹冠を落とし、伐採担当相棒ヤマさんの確認をとってから14m高にクレモナ12mmロープをセットしてクライむ・ダウン。

 
 
 
 
 

 この手の作業にもすっかり馴染みになったバタやん、チェンソーを動かすタイミングもきっちりと確認をとりながら。 

Imgp2167

 

 

 安心感ってか、信頼感ってか そういうものはこういう心遣いから確立してくるんだなと。 

 

Imgp2178

 

 チルホールでクレモナを牽引かけて思い切り厚いツルで腐れ松を丁寧に寝かせてやりますた。

 

 

Imgp2168  
 アタマを落とした木ってのは実によく粘りますね 最後にバタンと寝るまで水平から30度くらいの角度までじっくりと傾いてゆく過程は 通常の伐採を見慣れてしまった目では異様に見えるんぢゃないかと思います。

 バーバーズ・チェアの心配は牽引荷重が材の強度に対して極端に大きすぎる場合に起きる現象なので、もし必要なら幹にワイヤーを巻いて寝かすことになるかも知れません。

 

 アタマを落とすということは、そういうコントロール不能な倒壊荷重をスッパリと削減するという事になるわけで。 

Imgp2184  

 とは言いながらも

 

 幹の繊維が順繰りに切れてゆく音を確認しながら、予め保護すると決めておいたアオハダやハンノキの隙間にぴったりと松が寝かされてゆく景色ってものは ですね、毎度のことですが、なんとも見応えのあるものですた。

 
 
 
  
 
 
 

ツルの幅はこんなもんです。 

あ、そういえば、神奈川県秦野のゴン太ヒノキ始末でも同じようにアタマを落としてからチルの牽引だけでしっかりと寝かせましたっけ。 

 アタマを吊り上げず、単に牽いただけで寝かせてしまう というのはかなり危険な作業になるかもしれません。
 心配だったら別途高い位置にアンカーをセットして吊り上げロープと並行したプッシュプルにセットするといいかも知れまっせん。

ところで。

 次回は木に登らないまま高い位置に牽引アンカーを台付する基本テクを紹介しようと思います。
 これは川越の木挽屋勉強会ではこれまでに幾度か参加者に実技をやってみて頂いてあるんですが、The Art and Science of Practical Rigging の p100 Static Removable false crotch でイラスト解説されているテクです。

 ここでつかわれている2重モヤイの配慮が ヤマケイ「続 生と死の分岐点」 で紹介されているボーリン(もやい)事故の知見をちゃんと踏まえていることを意識し、確かな知識の持つ重さ についても少しだけ伝えておきたいと思います。

(ブーリン結び どうして使われなくなったのか p109 )

Imgp2175


 

 ・・・・ んで


Imgp2183  

昼食後に予報どおりの雨となりますた。

 んな事は想定の範囲内・・・ 想定外 だなんてウワゴト言うと当事者能力無しとバレてしまいまふし。

  なので、テントの下に避難して3人そろってしばしの雑談歓談。

  まあ時節がら原発談義とか日教組ってのはなんで学童被曝対策に組織として立ち上らないんだとか まあ色々な時事談義ってか爺談義で天気の具合なんぞを観察しとりましたです。

 

 

 どうにも時間が余った感じがしたんで、雨の具合との相談で これまで大分長いこと放置してきたソロの風倒木に引導を渡すことにして じっくり観察したところ巧く回せそうな架かり方をしてましたんでね・・・

 生きている部分を思い切り偏芯させたツルに仕立てて架かった樹冠にロープをセットし3倍力体重牽引 きっちりと重力を援軍にして回して落とせました。

 まあ・・・

  途中、なんか昨日と似たような展開だ sweat01 とヤナ予感がしたんですが

幸い、ってか 一夜明けてワタスは元気なまんまだった ぎゃはは 残念っ。

 息子から何の連絡もないのが掛かり木ってか、気懸かりですが人生なるようになるっていうか なるようにしかならんってか・・・ とにかく自分で生きるしかないのが人生ですからね。
 余り人に利用されすぎず、しっかりと生きているものと信じたいってワケです。

 んでも、 6月後半はずっと連絡を待ち続けて外出も控えていたんですがね・・・

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コメント

いやはや、とうとう赤松やっちゃいましたか・・・是非ともご一緒に作業していろいろ学びたかったのですが残念!!!(´・ω:;.:...

しかし早めに処理できて良かったですね、枯損木をそのまま放置しとくのも(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルな訳ですしね。


最近は暑い日が続いて何とも体調管理が大変ですが、あまり無理せず
まぁまぁな感じで乗り切るしかないかなと思っております(゚∀゚)←ホント無理は禁物ですね。

とりま、また近い内にお邪魔したいと思ってますのでそん時は( `・∀・´)ノヨロシクです^^

御苦労様です。私も、災害復旧の関係?という仕事が多く..若干の疲れがありますが、活動中です。息子さんは..お元気でしょうか?こちらも女川原発があり、どの様な状態にあるのか?正確には把握できないのですが、私は木登りに集中しております。昨年と同様..猛暑になりそうなので体調の管理に注意です。私も..そろそろ..睡眠の時間が...。それでは。

あぅ・・・
  小心さん ごみんしてけれろ。 やっちゃいますた。

 んで、次の週末7月9・10日の土日は白樫へのクライミングと軽量枝のリギングをやります。

 いつもの森と違う場所になりますが、9時ごろ彫刻の森に来ていただければ車で8分ほどの森に案内します。
 じっくりとした本格勉強会も8月第二週末スタートで組み立てたいんですが、最小人数5名にしたらきっとお流れになるcoldsweats01んじゃないかと 色々思案中でふ。
 

渡辺さん お仕事ご苦労様です。

 流木や災害復旧で手がける支障木は砂や石を噛んだり電線がからみついたりしてて 使い慣れたチェンソーがすぐにヘタレてしまうみたいです。

 目立てを手軽に処理するのに有効なファードの斜角ヤスリに馴染むチャンスかもしれません。
 頑張りすぎずに頑張ってくらはいませ wink

いやはや本日も例のごとく蒸し風呂状態でしたね(´・ω・`)風が午後から出てきてくれて助かりましたよ、風様あ(・∀・)り(・∀・)が(・∀・)と(・∀・)う!

9日は都合がつけば是非ともお伺いしたいと思ってますが、どうなるか解らないのが何とも情けないところで・・・(´・ω:;.:...

とりま9時までに現われなかったら無視して行っちゃって下さい、イキナリ出没するかもしれませんがそん時は( `・∀・´)ノヨロシクです。

おばんです
こないだ 家の蜜蜂が 分蜂しました
所が 杉の木の 高ーい所に たかり 高所作業車は入らないし
2段ハシゴを伸ばしても 枝がある所まで 3m位あり
結局あきらめました
んで・・・・
一番初めに 浮かんだのが 
そーです
成瀬さんでしたー
そんだけーですう~~

つまらん話で
御免なさい

小心さん、了解しますた。 
 誰にも肥かけてないんで、もしかしたら私ひとりで登ってるかもしれません。 あ、肥ぢゃなくて声ね かけるのは。
 テーマとして横に伸びた大きな枝の吊り切りでネジラズに吊るバラサンサーを考えてまふ。  登り方もヒッチクライマー多用に持ってゆく方向かと。

あーっ、竜さん ひっさしぶりっです
 オイラの事思い出してくれたのはバカと風船からの連想ですか sweat01

 あ、もしかして Tシャツ横取りしたの恨んでる?

 coldsweats01

 でもさ、どうせいっぺんに2枚は着られないんだからさ smile

こんばんは。
PCが使えず 携帯からになるのですが 他のコメントや検索が上手く見れず やっとの事で ここからコメントさせて頂きます!
『チルホール』についてです。
地元の造園業の方から チルホールを買いましょう!
と薦められました。
私的に まだ使用するような現場に出くわしてないので 購入の考えがないのですが今後に出番があると思うので前向きに考えていますが
実際 どれだけ活躍するものなのか 教えて頂けたらと思ってます。
普段の仕事で使わないので 基本から学ばなければなりません。 フィールドへ伺って教えて頂ければ間違いないと思ってますが なかなか時間が作れずで.....
この場で教えて頂ける範囲内で ご教授の程をお願いします!!

また時間を作ってフィールドに伺います。その際は宜しくです。

樹緑さん、忙しくしておられますか happy01

 チルホールですか、もう使わなくなったからと貰うことがありますけど、貰っても私は使わない人みたいなんで・・・

 750kG用の20mフックワイヤー付をキトークリップ付で使ってましたけれど、あれを現場に持ち込むのは体力が厳しいです。
 メリットは確かにありますが、1トン以上の大きいのを1つ持つより、500kG程度の軽いのを2つ持つほうが意味あるかもしれません。

 いずれにしても 新品の必要なし と思います。
 
また川越で遊ぶ気になったらご一緒しましょう。

なるほどのアドバイスありがとうございます!
今まで現場で使う事がないので どんな利用の方法があるかイメージが出来ません。
今度フィールドに行った時に話しを聞かせてください!!
宜しくです♪

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