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2010年8月20日 (金)

このゴム脚、一個5ドル

幾度か使用したGRCS、よく知られて居る事かも知れないが、ちょっとした泣き所がある。
 十分に太い樹の幹にGRCSを設定し、リギングロープを垂直・水平方向プラマイ10度程度の方向に展張して荷重をかける・・・までは取り扱い説明に従って処理するだけの話なのだけれど、スチール製のGRCSには4つの大ゴム脚があって、ロープ展張方向によって荷重をうけもつ脚が決まることになる。
 決まると言ったけれど、4つの脚のどれか1つが荷重を100%受け持つ という意味ではなくて、4本の脚が均等に負荷を受け持つことにはならない という意味をこめて言っているつもりなのだけれど、ちょっと適切な表現が思い当たらない。

 要するに、です。
 4つのゴム足にかかる負荷は状況によってそれぞれに異なる って事で。

 んなワケで、ふと気がついたらGRCSの足の1つが潰れてました。

Grcs_rubberfoot_crash
 参ったな・・・・

 直径63mm 厚さ25mm M8クラスの座金付のボルトで取り付けてあるゴム脚だからあまり国内ネット検索で適当な代替品が見つからないっす。

 んでもって WesSpurの質疑フォームから問い合わせをおくってみたら翌日には回答があって単価$5で入手可能(lovely) だと回答があったりして。

 

なんだ、わざわざネットでドメスティックな調達を考える必要なんかなかったんだ catface

きっと5トン程度の耐荷重規格の足だろうから、これからコナラの全木吊り作業が増えるにつれて同じような問題は繰り返し起きるだろうと思い、部品として4つ依頼をかけた。

 今回の調達はリギングロープ(ステーブルブレード5/8 150ft)とペツルセコイアのスイング。 あとは端材ロープとか新型のロープスナップとか また色々と遊べる材料が増えた。

 ゴム脚4個は取り付けボルトと一緒にダンボールの中に直接放り込まれていた。

 交換工具はチェンソー用のプラグレンチでOK。 アタリマエの話だけれど実務的な組み立てになっている。

 ゴム脚にかかる偏加重を出来るだけ均等に近づけるための工夫は ロープ展張角度を取り付け面基準で水平、垂直方向に近づけることに集約されるんぢゃないかと思う。
 それでも4つの足のうちの2つが全荷重モーメントを受け持つことに変わりは無い訳だから、規格数値だけを考えてこのウインチは1.5トンまでイケル なんて単純に思い込まないようにしなきゃなんない。

 これまでに吊り上げた最高重量は多分コナラの700~900kG程度。
 それで5トン規格の足が潰れるというのは、荷重のかかる方向がお行儀良く垂直方向だけに限定されてなかったって事と、取り付けロープの展張角度(つまり足にかかるモーメント)とのからみあいってことだろう。

用具の安全性ってのはシステムに組まれた状態でちゃんと考えるようにしないとイケナイんだけれど、実際にこうやって足が潰れるまで、ゴム脚の強度のことなんか考えていなかったし。

 GRCSの場合、販売品に添付されるDVDでは使用上の失敗例が幾つか動画で説明されている。 

 そうだよな~

  こういう情報をちゃんと公開するってことが安全教育ってことの本質なんだろうな

    でも、このゴム脚のことは全然 載ってなかったなあ gawk 

 なんて思ったりしている今日は盆明け夏バテの金曜。

 明日は那須で・・・ オイラ、いったい何をするツモリなんだったっけか happy02 

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