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2009年12月10日 (木)

この松、どうする?

さいたま市内での伐採依頼は今回が初めて。
Jointpine_0
  初めて写真を見たとき、ちょっと危ない角度だな?と思っていた松の双対幹の現物を確認してやや落胆した。

 不幸なことに予測はあたっていて見事な入れ皮:コ・ドミナントに生育してしまった12mクラスの赤松 元径62cm。

 下手な合成写真ではあるが入れ皮生育の記録を残しておくことにする。



 
 

 それにしても!

 です。

 

 この幹下にはネット囲い域やブルーベリーの小苗が植わっているので、アーボな技術を使っても普通に下ろす場所がまるで無い・・・  んよね。 

 

 

 

Pine_gousei 

 先に写真だけを貰ったとき、適当に想定した手順イメージを保存しておく。

 下見でラインをかけて20mメジャーを吊り上げて実測した下枝位置の高さがちょうど10m。

 メノコで12~14mと見ているのだが、肝心なのは幹のバックアップが必要だと考えている点か。

 あまり衝撃荷重を加えたくないような幹の状態だが、まっすぐなほうの幹からの吊り上げも併用すれば十分安全に処理可能と思う。

 

 Cimg0133 ちょっと離れた畑の空き地に2重杭を打ってアンカーとし、スピードラインを張って大枝を流してからのトップカット という段取りになるだろうけど

 ロー プの牽引用具の扱い方や作業ごとの意思伝達方法など、あらかじめ決めて連絡しておかなければならないことってのは意外と多い。

 

 この作業、独人きりでやるには・・・ 出来ない事は無いにせよ、ちょっとキツイものがある。

 

Cimg0130  
 吊り下ろしている短コロを地上から牽引して目的の空畑に着地させる作業で、素人なら二人は必要になる感じ。

 余り人数が多いとマチ時間で散漫になり事故を招きかねない。
 単独作業の気楽さと、複数人員での作業の難しさを比較することの意味は今更言及するまでもないだろう。

 ただ、基本技術がなければいくら人数をかけてもどうにもならない事もあるってわけで。

Cimg0127
根元まで入れ皮の溝が入っている松なので、径が62cmあっても実際に彫刻に使える部分はかなり細くなってしまっている。


 

 

 世話役さんの段取りで幸い施主さんと直接おめにかかることができ、その人柄に一安心。
 幹直下のブルーベリー苗4本程度を移植しておいていただければ、この松の処理は3人・日で十分かと思うが、予備日をいれておくのも生活の知恵かも知れない。

 作業地は他にコナラ・クヌギの薄い林の除伐があって、やはり3人・日程度の作業量がありそう。
 これも予備日を入れておく必要があるだろう。

 クヌギの元口径は36~40cm程度で数年前に施主さんが2段梯子でトップカットをした跡に腐れも入っている。
 ただ、枝が十分に出ているので素登りでもやれそうな木ばかり。 太い奴で枯れているのはコナラの30cm程度が2本。 ニセアカシアは手鋸でも切れる程度。

 クヌギに入っている腐れがどの程度か、外見から推測できるほどの見識を持っていないのが残念だが、適当なサイズのお盆などに仕立ててクラブのイベントで販売してもらえればいいのだが。
 なんて事を言い出すと、出来上がるのが乾燥マチで2~3年後の話になる。

クックックと嗤っている鬼が果たして何匹いることやら catface

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