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2009年6月30日 (火)

良い本と出合った

「森のゆくえ」 浜田久美子 副題が「林業と森の豊かさの共存」となっている。

 2006年の初版というから、それほど新しいといえる本ではないのだろうけれど、読み進むうちに、ちょっと感動してしまった。

 林業については素人だった著者が10年の研鑽の区切りとしてまとめたものと言うが、確かに日本の森の今の姿と行く末とを思いやる姿勢から産み出された書なのだろう。
 専門家の著作にありがちな持論・感性の押し付けに陥ることを避け、普通人らしく慎ましやかな語り口はあくまでやわらかく、丁寧に多くの示唆を織り込んでいる。

 なまじ余計な事は言わず、ただ『こういう良い本がある』と紹介するにとどめるのが正しいマナーかも知れない。

 

自分も里山の景色や木々に惹かれていつの間にか森林ボランティアに参加したり、時に和製アーボリストを気取ってみたりもするのだが この「日本という環境」の中でこれから何ができるか、みな何をしようとしているのか、私は何をすべきなのか、もしかしたらその答えの一端を(全部ではないですよ)この書の中に見出してしまったのかも知れない。

 なんちって ヾ(´ε`*)ゝ

 以前にも書いたかも知れないが、第一プランニングの森田稲子さんが世に送り出した「森よ、よみがえれ」「明治神宮の森」という書、そして今回の浜田久美子さん渾身の、それでいてゆったりと肩の力を抜いた「森のゆくえ」という書。

いずれもかなり古い本だけれど、これらの著作が未だに初版本のままである(!)という事実が、日本の森の危機の深刻さを物語っているのだろうか。


 どれも、頼まれもしないのに宣伝したくなる本ばかり。
      生まれつきのオッチョコチョイだからね オイラは catface

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コメント

浜田さんとは何度か会って話しを聞いたことあります。
なかなかの人ですね、本も何冊か読みましたが、この本は未だでした。
こんど読んでみます。

ヤマの主みたいなかすみかわさん、先日の緑の森博物館活動ではせっかくお目にかかれたのに余り雑談を楽しむ時間がなくてちょっと残念でした。
 浜田さんのこの本、自分が辿った森への憧憬の遍歴を映し出す鏡のような気がしました。 ヤマに向かいあうとき、人それぞれの思いというものがあるでしょうが、等しく共有できる部分も少なくないのかも知れません。
 そんな部分にかかわる本なのだろうと思います。

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