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2008年10月13日 (月)

自作ギア ( pabllo's acorn )

ツリークライミングで日本と欧米のギアの違いの目立つポイントは樹皮・ロープ保護用具ではないかと思う。
 欧米はこういう道具 →http://www.wesspur.com/images/product/90400230_01_500.gif
 あるいはフリクションセーバーとしてこういうやつ →http://www.wesspur.com/images/product/4157group_01_500.gif
を使うことが多い。

friction saver
 日本でもフリクションセーバーは多用されるが、トップアンカーでの cambium saver は欧米と違い宅内配線保護用チューブを利用したものがよく使われる。
 この写真の黒いチューブがそれで、使い方としては木の枝にこのチューブをかけ、そのチューブの中をロープが通るようにセッティングする。

 いつものことだけど、口で言うのと実際とは大分事情が異なる。

pabllo's acorn with 12.7mm rope  このセーバーを木の枝にかけるとき、ロープ径とセーバーの入口径の違いの段差に樹皮が引っかかってどうしてもセーバーが掛からないという事態も まま 発生する。

 

pabllo's acorn with 11mm rope  体験感覚では特に12.7mm径でなく、11mm径ロープを使った登高で、実によくこの手のトラブルが発生し、無意味に時間をロスする。

 数値の上ではほんの1.数ミリというロープ径の違いなのだが、この段差に木の芽などがひっかかると、セーバーを通すことが絶望的に難しくなる。

 前置きが大分長くなったが、今回の写真の中で黒いチューブのアタマにセットしてあるのが今回自作した用具、名づけて「パブロのドングリ」 "pabllo's acorn" confident

usage of pabllo's acorn   目的は、このツリーセーバー(兼ロープセーバー)をスムーズに木の股にセットできるようにすること。


usage of pabllo's acorn 2  

使い方は ってえと、もうほとんど明らかだとは思うが、左の写真のように、セーバーの頭の段差を隠すようにしてセッティングを補助する。  

 

879   さて、今回作った材は2006年に伐採したコナラの端材の残り。

 桜の芯材などのような緻密で重い材のほうが良いかもしれないが、とりあえずは実験で有効性を確かめるまで木っ端といえども無駄にはしたくない。

 

880   実は、このセーバーだけでなく、樹種によってはロープ自体を通すことが難しいような木の股というものがある。

 

 このような事態への対応として、自作ギアなどに走らず、あくまでもプリミティブに 体術的な技法を磨いて押し通す ってのは若い時期だけの特権みたいなもんだろう。
 年寄りは体力気力をすり減らして格好つけるんぢゃなく、歳相応に簡便な用具を工夫して凌ぐ という行き方をしても悪くはあるまい。

887

 簡便で原理的なものとして、目下スローラインとロープとの接合点をカバーする似たような用具の製作中。 

pabllo's acorn for rope end

 ベーシッククライマーのころは案外とこんなところでも時間をロスしてへとへとになった記憶がある。

 
892

 今の研究課題は針葉樹のトラバースで簡便に隣接した木の幹に直接、アンカー点フリクションセーバーをチョーク掛けできるようにしたいという事。

 これは海外でも事例をみないので巧みに工夫したら人の役に立つかもしんない。 

 下手に紹介すると、見真似で失敗された挙句に怪我の尻を持ち込まれる ってことも起きるかもしんない とか。 
 オイラそんなの、知らないけど(^^;

  先日TCIのフォーラムで助言されたグラッペルを木工作品として自作するなど、色々経費を節約しながらパブロのドングリの仲間を作っている この体育の日。

 こういう話題って、木に登るでもなし、木を挽くでもなし、どんなカテゴリに入れたらいいんだかよくわかんなくなる(^^) 

 そーゆーのが楽しい♪ って、4日ぶりにボビーの下痢がとまった程度のことでこんなにハイな気分になっちまうオイラって、ほんとうにお気楽だぁ~ bleah

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コメント

ハウススリーブが引っかかり、設置に時間がかかる事が多かったですが、力づくで解決していました、何で気がつかなかったんだろう、まだまだ頭固いんだなあ、また、使わせていただきます。

ほーい、山仕事さんも是非体験してみてください。 私の場合、これは快調に使える道具です。 なにより軽い・小さい・安い (^^)v と3拍子揃ってますし。
 他にもいくつかアイデア用具を準備しています。 時々覗いてみてください。
 

 はじめまして、突然のコメントお許し下さい。
大変、恐縮ですが、ハウススリーブ用の自作機とロープの先に付ける自作機を何とかお譲りいただけないでしょうか?
 私も、スローで苦労してその後、スリーブが通らなかったりロープが通らなかったりで苦労してます。
 作業は、知人宅のケヤキ枝下ろし程度です。後は、自分で趣味として楽しんでます。

よろしくお願いします・・・。

はじめまして筑波日誌さん。

 この記事を書いてから7年経って、今ではこの用具のお世話にならなくなってます。
使うセーバーはほとんどがリングセーバーになってますし、場合によってはナチュラルクロッチ大いに結構という場面もあります。
 
ロープ設定では
 スローラインのをかけてからロープを吊るスローラインの始端・終端を入れ替えて見る
とか
 適当な木の枝をロープにクローブヒッチしてやる
とか
 あるいはロープに波を送ってスローを引くタイミングとあわせる
とか、
 さらには別のスローラインをかけカラビナでロープを吊り上げて
 目的の枝にロープがアプローチする角度を変える
とか
 いろいろな手が打てます。 

 また、樹冠全体を超えるようなスローラインをかけておいて、
 目的の枝に別のスローラインを誘導する
など 対応方法はいっぱいあります。

 つまり、用具に頼るのは余りお勧めできないなぁ  という感覚になってきてます。
 もし どうしても ということであれば作成するのは簡単ですが、多分後悔されるんぢゃないかと心配になります
 たとへば上のコメントを頂いている山仕事さん に意見を求めてみるなど よくお考えのうえ 再度コメントいただければと思います。

 コメントありがとうございます。色々ためして見ます。また、コメントさせていただきます。
ご指導ありがとうございます。

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