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2008年8月10日 (日)

リギングの基本って?

都会育ちの身であってみれば、ヤマ仕事にリギング技術の基本とかそのルーツとかを発見することは・・・ないように思う。  感じ取るのはたぶん、雑踏の向こうに聳え立つ巨大クレーンや絵物語でみる夢のような帆船で行われている汗と力学ってことになるんぢゃないだろうか。
 あ、汗ってのは冷や汗も含めての話。
 そこんとこ、よろしく catface です。

 ヤマに入るようになってロープでの吊り下ろしや牽引をする道具の必要性に目覚めたころ、最初に購入した大きな道具は御他聞にもれず「チルホール」だった。
 これは人力ウインチとも呼ばれるシロモノで、その効用は牽く時だけでなく、緩めるときにも内蔵された倍力機能が働くという性質、つまり、微妙な調整を行うことができる道具として人気が高い。
 しかし、である。
 チルホールは金属製。 牽引するのはワイヤーであってロープではない。
 っつー事は・・・ そう、実にこれが重い のである。
 必要とされる現場にこのチルホールとワイヤー、台付けスリング、折り返しシャックルなどを持ち込むだけで、こんな夏の暑い日は特に、私など運搬途中で戦意喪失してしまいそうになる。
 チルホールほどの効用は期待できないまでも、軽量可般な牽引用具として倍力滑車のあることはこれまでにも幾度かこのブログに記録してきたとおり。
 倍力化した滑車は牽引力の役割を担い、組み合わせて使うポータラップは荷重のかかったロープを制御しながら緩めてゆくための役割を担っている。
 幸い、このリギングについて関心を寄せてくれる方の訪問もあるようなので、今日は実際の私のフィールドでの実例写真を投稿することにした。
 無論、人力を超える荷重を相手にする道具の事ゆえ、その運用には色々と神経を使う局面がある。 状況に応じテキトウに記事を追加してゆくつもりなので、不審指摘・疑問質問など、お手柔らかによろしく。 Portawrapandfiddlesystem_2

 なんだかよく判らんが・・・ 折角投稿して確認した後、1時間ほどして確認しなおしたら、どういうわけか原稿の一部が壊れて写真がなくなってしまっている。

 まさかこんなマイナーな話題しか扱っていないブログなどに変なチョッカイを出すようなハッカーさんも居ないものだろうから、たぶんまたココログがトラブルを起こし始めているんぢゃないかと思う。 

(以前、そういうトラブルがあったことだし)

 一応、写真の元はこっちのヨタヨタPCに保存してあるので再掲しておくけれど、説明文に何を書いたか覚えていないので 壊れるまえのブログをチェックしたかた 中身が変わっているけれどご勘弁いただきたい。

017_2前の写真では判然としていなかっただろうポータラップとフィドル滑車との関連ワークは、色々なケースごとに変化があるけれど、私のフィールドではよくこのように組んで使うことが多い。

システムの強度を考えると、フィドル滑車はWLLで500kG。 ポータラップは概算1トン。  このシステムで一番弱いのが12mmロープ。 破断強度で1.2トンだからWLL(ワーキングロードリミット)では200kG以下で使うことになる。 ただし、それはロープが新品の場合の話。 使い込まれたロープでのデータなんてものはアテになる根拠がないわけだから、そうとう慎重に考えざるをえない。

 このブログ再掲でまた記事が壊れたりしたら、何か作為的なものが働いていることを疑うことになるかもしんない。 まさかそんなバカな とは思うんだけどね・・・

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コメント

「リギングの基本」ありがとうございま〜す。勉強させていただきます。
今後の連載も楽しみにしていま〜す\(^O^)/

はんくまさん、応援コメントさんくすです。
 2つと同一の現場が無いヤマ仕事のこと故、実際の作業はいつも新鮮、驚きに満ちて(?)います。 去年の訓練でのぼった木の枝に自分がロープで傷つけた痕を見つけたりすると気分が暗くなることもあります。
 里山では林床に光を入れることが手入れの基本。 枝を落とし、過密な植栽は除伐しなければなりません。 そしてその作業を施した里山には、これまで見なかった花が咲き誇ります。
 これまで、最低限必要な手入れを志してきているのですが、その最低限って、いったいなんなのだろう と考えてしまう毎日です。
 TCJの基本理念に謳われている、樹は友達・地球は大きな貯金箱というメッセージ、言葉にすれば簡単なのですが、時に鋸を挽く腕に迷いを呼び起こすこともあります。

月光仮面さん・・・全く暑いね~。人間様が好き勝手してるんだもん・・・仕方ないかな~。
 吾が小屋”徒然想”に昨日まで滞在してた時の話です。
 小屋の前でこの地区の見知らぬ住民の方から声を掛けられました。(玄関に置いてる彫像について)「素敵なフクロウですね!・・目元や羽の形等素晴らしい・・お宅が造ったの?」・・・と。「勿論私」と胸を張りたい処ですが???・・・正直に「木挽屋さんに造って貰ったの」と答えましたよ~。そして下のログの前の「赤い靴」の女の子」彫像も自慢して見せましたyo~。
 その人は「素晴らしい人が居るもんだ!」と感心しきりでした。
 次に、明けて今日、友人から電話。「今、那須に居るけど、家に覆いかぶさってる白樺のφ10cm位の枝を数本切り落とせないか?」・・との電話。大木の白樺は6~7mの高さ迄枝など無い。
 友人は自然が好きで、「家の周りの木々はなるべく手を付けない様にしてる」が、過日の台風では枝が落ち屋根が傷み、別件で、先日伐採を依頼したら3.5万もとられたyo~・・・と嘆いてます。
 それは「我には無理」・・・と悔しいけど涙を呑んで弁解した次第です。
連日、木挽屋さんのテリトリーの話ばかり。
 羨ましい嫉妬の気持ちを届けましたyo~。
早く神経痛を治療し、元気に安曇野の山や山中湖の森にご一緒したい気持ちです・・・宜しく!。

仙人さん、お褒めの言葉の数々、忝くうけたまわりました。 いささか身に過ぎた感が否めませんが、あへて激励の意味で受け取らせていただきます。
 隠居を決め込んで官主導の緑のサポーターなどという市民活動の類に片足を突っ込むようになって7年、ようやく官製NPOの縛りから脱却して両足を樹と遊ぶ世界に突っ込みつつあります・・・ って、まだまだ木で遊ぶってえ水準から抜け出してはいないかもしれませんが coldsweats01
 昨日は本職の樵さんと一緒に墓地前の傾斜幣の伐採を行いました。 事前に重心を移動させるよう大枝の大半をツリークライミングで吊り下ろしておき、チル牽きと保全設定とを処理した上で、本職には受け追いの伐採をお願いしました。
 保全設定では使い古したクレモナ12mmロープを補助使い捨てとした組み立てを行いましたが、気持ちの半分は このロープ、切れないで保ってくれれば良いが・・・ などと虫の良い期待もしていました。
 案の定、傾斜木を吊っているアンカー点から、ロープの長さを半径にコンパスをまわした計算で伐採木の頭が回転移動したあと、見事に1.2トン耐荷重の中古ロープは引きちぎれました。
 毎度のことですが、伐採作業実施の直前に口頭で、準備しておいた設定の狙い を共同作業者に宣言しました。
 一番の目的の墓石保護の過程で木の荷重はツルの利いている根元に大半があるから中古ロープでも頭を回転させる程度の能力を発揮する と見通しを述べ、ツルが切れ制御している傾斜が垂下角度になった段階ではロープ強度がもたないだろう と危険予測をしたところ、実にそのとおりに動いて樵のベテランさんも褒めてくれました、正直いえば、内心は実は我乍らの驚きでしたけど(笑)。
 こういう経験をもうちょっと重ねたら、伐採のプロデビューができるかも知れません♪ なんちってbleah
 またご一緒にヤマで遊びまくる日を楽しみにしています。 まだ60台なんですから、早く回復しちゃってくださいYO
 

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