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2008年3月21日 (金)

グリーン・ウッド・ターニング

つまり生木挽きではいつも割れと歪が気になるわけで、これまで色々な干割れ防止策を試してみた・・・(というほどの事をやってる訳ぢゃないんだけど)。 曰く 煮立て、電子レンジ、木固めエース、ランバーメート、○○ドメール、等等。
 正直いって、どれも納得できる成績はあがらず、乾燥条件の追跡や歪の許容範囲など、自分で考えなきゃなんない事が一杯あってちょっと手に負えない課題になりかかっていた。
 実のところ、ランバーメートってのはどういう成分のものか不明なので、食器などに使ってよいものかどうか判断に余る。 木固めエースは出来上がり作品にどんどん沁み込ませて固めてしまうウレタン系の剤ということで、食器利用に問題がないというお墨付きが出ているらしいが、とにかく単価が高くつく。 あれこれ考えて(って訳ぢゃないけど)、最近では一番安直なPEG1000の実績依存 という事で落ち着いてきた。 

 しかし、その塗布方法や歪許容度などについてはあまり詰めた検討はしてこなかったので、この2日ほど、ソロの実例で試してみた。

Dscf0014
 結論は、これまで100%のPEG1000を加熱融解して塗布&放置してきたやり方は余り感心しないということになってきている。 むしろ、一度溶融したPEG1000に水を加えて常温で液体になるようにしておいたほうがずっと扱い易い。 

 このディメリットは、水成分が多いと寝ていた逆目の毛羽だちが目覚めてしまうこと。 だから最終仕上げ前に水溶PEG1000を塗布する作業手順では、当然、考えなきゃなんないことが出てきてしまう。

 しかし、ソロの生木挽きで厚さ4mm程度の器の場合、水PEG塗布+電子レンジ乾燥(重量観察)で干割れ防止がうまくいくようになったのは収穫だった(かな)。

Dscf0012

 もともと割れには強いリョウブ(令法)の乾燥材でナチュラルエッジ皿もどきを挽いてみた。

 木肌の感じを強調する作り方にしているので、ちょっと押し付けがましい里山からの伝言になってしまった。

Dscf0016

 同じ枝の片割れから別の皿を挽いてみたら、ちょっとした高級感の演出ができたみたいな気がしてニンマリ(^^)

始めてしまえば旋盤ってのは次から次にと課題がみつかり、挑戦テーマのイメージが膨らみ、本当に際限がない。 

 今回のAAWの機関紙には、一体どうやって挽いたものか見当がつかない(っていうか、自分では安定に作業できそうにない)面白い籠球体のボウルが表紙を飾っていて気になることこの上ない。

あー 体が4つほど欲しい・・・・

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コメント

私は「身体が2つに分けられたら良いなあ~」と言ったら、「そうしたらちょうど良い具合になるでしょうね」と言われました(涙)。

山形では2枚おろしされたスリムボディー佐藤さんにお会いできるのですね楽しみ!楽しみ!

乾燥、木がため、難問ですね、建築用材乾燥担当なので工芸乾燥と違い温度とかも違って具合は違うのですが現在に至るまでに私もいろんなことをチャレンジしてみましたが電子レンジを用いる方が他にもいらしゃったとは、
当時、内の工場に高周波乾燥機が来ると言うので高周波を勉学すべく木材をレンジでチンして見たのですが、物体の中心から煙か蒸気が出てきたとたん火が噴いて・・・レンジ故障、家内に恐ろしい程しかられました。
佐藤さん絶対マネしないでくださいね。
今は天ぷら乾燥を勉学してますが内部割れが起こるので工芸にも難しそうですし、う~む難問ですね、coldsweats01

佐藤さん、う~ん・・・2つに分けるなんちゅうと、青JINさんの言うとおり、まるで丸太を半割りにするみたいなイメージになりますね。 昔のダンディ佐藤に戻っちゃうんぢゃありませんか?
 で、2つに分けた分身それぞれの分担はどうする積りだったんでしょ。 
やっぱし半分はTAA熊さん、あとの半分はテディベアとか かなぁ(^^?

aoiJさん、そんな事まで担当しておられたんですか。 尊敬!です。 秘密の方法とか呪文とかあるんでしょ? おせーてくださいっ!

 太い体積をまるごと乾燥させる難しさでなくて、ある程度の厚さ(一寸程度)に粗挽きした器を乾燥させて歪を出させておいて仕上げ挽きをするというイメージなのですが、粗挽き段階での乾燥割れにはPEG1000水溶剤+電子レンジ乾燥は、結果がでるまで何ヶ月も待つ必要がなく、効率がいいような気がしてます。
 でも、秘法とか呪文とか(笑)やはり実際にあるといいな なんて思ってますです(←カリメロ現象の一種かな)
 判ったらおせーてください。
 

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