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2008年3月19日 (水)

雨の日に限った事ではないのだけれど

やはり雨の日は旋盤で遊ぶことが多くなっちまう。

 今日の旋盤は狭山の里山で伐採した薪・・・っちゅうか、薪になる一歩手前で拾い出したソロ(赤幣)のナチュラルエッジ。  狙いの1つは割れ止めPEG1000の塗布実験にも置いてある。 無論、本当の狙いは刃物だけで挽くナチュラルエッジ。 サンディングを行わないほうが荒削りで無骨な木肌のままの器に相応しいんぢゃないかと思う次第。

Dscf0001  

手順はいつものとおり、最初はチェンソーでの挽き割りから始まる。

 

 Dscf0002 あまり細かいところは旋盤にセットしてから再度チェンソーで整理するので、あくまで大雑把に丸く挽くだけでいい。

 工房の中での作業なので、チェンソーはいつもの電気式。 

 

Dscf0003

 最初に掴み代をつくって高台を削り出す。

 

 修正するならこの段階で。 微妙な角度訂正で出来上がりが随分ちがったものになる。

Dscf0004  

こんな具合にナチュラルなエッジを浮き出させる。

 

 

Dscf0005  

 いつもは壁の厚さを3mm程度にするのだけれど、荒々しい肌を強調するので8mm厚の仕上がりにする。

 

 

この後の高台削り出しで、私は今のところ真空チャックをつかっているが、実に色々なチャックが工夫されているので、それらの方法もおいおい試してみよう。

Dscf0006  

 挽き終えて時間をおかず、すぐに湯煎して溶いたPEG1000を塗布し、ペーパータオルを敷いた電子レンジで温度調理90℃10分をかけた。 しかし、これは失敗。

  直ぐに割れが発生してしまった。

Dscf0007  

2つ目は下地タンオイル無しのPEG1000加熱処理。 温度は同じく90℃で5分。 

 これもやりすぎのようで、周辺に深い割れが入ってしまった。

 2つ作っても旋盤作業はあわせてほんの90分ほど。 サンディングをしない作業はかなり気分がいい。 

 割れは木粉(糞)をボンドで練って埋め込むように処理する予定。 野趣溢れるというか、ソロの肌のごつい感じが残っているのは面白い趣向かもしれない。

 最後の仕上げはどうするか、タンオイルで仕上げにすると、知識をもっているユーザーがメンテナンスをすることが前提になる。 やっぱし木固めエースのクリア仕上げ剤や適当なメラニン塗料などを塗布したほうが良いのだろうか。

 天気予報では明日も雨。 ソロのナチュラルエッジ作家さんの気分をたのしめそうだ。

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コメント

成瀬様!冬眠したか・・・?しないか?はては病み上がりの熊さんか・・・!マタギの如く日本列島を“東西南北”縦横無人に活躍されていますね~!(ウラヤマシィ~です。)
 その器ほし~~~ぃなぁ~!私的には、よく練った「そくい」に木屑を混ぜて・・・なんて素人考えですが・・・。

M~!さん、阿知波さんの掲示板で拝見したスタンプカービング、私もあちこちのヤマでやりまくっていたりします(^^; M~!さんこそ神出鬼没、全国的にチェンソーアートにコメント足跡残しておられるぢゃありませんか。
 今年の上越大会の出場は決定ですね。 このナチュラルエッジの器、東北へもってゆくと何故かヘルメットになっちまう(泣)んですね。
 上越にはM~!さん用に持っていきますんで頭のサイズをおせーといてください(笑)
 一応、この後にテストしてみて、グリーンウッドでこさえてもなんとか割れないように処理できそうです。 ただ、別の難しい技術的課題がめっかって・・・ 木の遊びには終わりってものがありません まったく(^^)

どうも天気がすぐれませんね~。この頃の天気予報は外れが多く当てにならないし(泣)。予定の半分を変更しました。
 木挽屋さんは良い趣味を沢山持ってて、雨に変ろうと、世の中変ろうと、退屈しませんな~。ナチュラルエッジの器なかなか洒落た物だな~と、感心中です。
 でも、そろそろ、旋盤も飽きたでしょう~・・・明日は天気にな~れ。
 ですが・・・2人だけかも・・・現役は忙しそう。

仙人さん、旋盤に飽きるには10年早い(笑)ってとこですが、旋盤に掛ける木はお金だして買う気になれません。 伐採やら搬出やら乾燥やら何やらと色々自分で手をかけた木で器を挽くのが面白いわけです。
 そうしているとだんだん欲がでましてね、あまり簡単に伐採されては後の材が続かない、大切に育てながら必要な部分だけをいただけないものかと・・・ なんとも持続可能な里山整備に自動的にスイッチが入るんですね、これが(^^)

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