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2008年3月26日 (水)

ソロの器

昨日はココログのメンテナンス日で投稿しそびれたが、旋盤で挽いた乾燥ソロの器の、木固めエース染みの面白さに暫く興じた日だった。

 今回は余り手抜きをせず、チャックにプラスチックの15mm厚俎板を挽いて作った切り欠け付のリングをかませ、高台も丁寧に保護して挽いたものなんだけど、壁が薄くなるにつれてガウジが立てる切削音が金属的になってくるのは俎板クッションが入った事とは無関係のことらしい。 

 普段はチャッキング部分を異様に高くとっておき、仕上げ研磨後に高台の下を削り取ってしまうやりかたをしているのだけれど、削り取る部分があまりに多いので無駄になっている2x4材を接着し台をかさ上げしてから木取りをしてみたりもするけど・・・。  高台の下面は単に削っただけの仕上げになっちまうことが多いので、やっぱしケースバイケースでテクを使い分けできないとなー。

 今回は俎板製の柔らかチャックでこの無駄を避けてみた・・・って、この世界では何を今更? のはなしだけど。

 シューシューと静かな回転音を楽しみながら薄いキシメン状の鉋屑を削っているときは、これで十分以上に薄い器を挽いたと思ってしまうのだが、仕上げてからじっくり眺めるとまだまだイケルというか、まだまだイケテナイというか(笑)。

 まあ、本当に鏡面の磨きができ、平気で2mm以下の薄い器を仕立てられるようになったら旋盤仲間でもそ~こそこのデカイ面ができるようになるのかもしれない。

 しかし、今の段階では木固め樹脂の含浸過程でうまれる木肌の薄茶色の濃淡模様の理由を面白がっているところ。  そのうちいつかは作家先生にでもなってやろうか なんていう危険な企みの先はかな~り 長いなぁ(汗)

 なんでそんなに薄い器作りにこだわるのかってえと・・・ 夢工房の佐野オーナーが器の価値のメジャーの1つが器の薄さにあるような事を言っておられたから という事情もあるんだけれど、実はもうひとつの理由があるんだよね。

 高い「木固めエース」は材が吸い込む限り吸い込ませるというのが使い方の基本。 薄く挽かないと、それだけ高い素材の使用量が増える・・・

 なんだか醒めたような事を言ったかもしれないけれど、そういうスノッブな理由だけで器を挽くことは、本当は無いんだよね(笑)

写真が無くてさびしかったので、28日のリョウブの器を補追しておいた。 木取りをすこし斜めに、木肌と蕊とにかけてのグラデーションを強調したもの。

080328_002

 木固めエース含浸。 この後で仕上げ研磨とクリア塗装をかけるつもり。 かなり品のよい模様になっている。

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