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2007年8月 6日 (月)

2度目の撤退

7月31日に取り掛かったソロの大枝、というよりは別れ幹、の除去作業で足踏みを続けている。

 切り落とす予定の別れ幹を、「絶対に」公道上に落とさないようにするためのロープ掛けを2度調整し直してまだ納得がいかない。
 最初のセッティングでは元アンカーに13mmロープを薪結びとし、先端部支持(6mmアルペンワークロープ)を2箇所とって保存予定の幹に結んだのだが、これでは大元を伐ったとき即落下という事態を防いでいるだけのことになる。
 時間と体力と熱中症前コンディションを考えて7月31日はそそくさと撤退した。 

 最終処理作業のメイン・イメージを備忘しておく。

 チェンソーでノッチカットを除去する幹に対して横方向から入れる。 複数の浅い追い口を反対側面から入れながら、ロープで枝の先端を左に大きく振る。 振り切ったらロープを固定して大元のアンカー点の切断処理まで進む。
 切断するときには巨大な幹がブランコ状態になって振れてくるので、その切断面には予め斜めの傾きをつけ、切り離された幹が保存幹の右側に確実に落ちるよう処理し、作業している自分への直撃を避けるようにする。
 アンカー部の切断を行ってから、先端を上に向け、切り落とした元のロープを緩めながら枝先を上にしたままゆっくりと降下させる ことで完了する。

Dscf0010

口で言うなら たったこれだけの事なのだが。

 ロープでモノを上げ下げする時は摩擦をコントロールする用具を使うのが本筋かもしれない。 その為のPort-A-Wrapなどという商品も世の中に存在するのだが、今回はロープを幹にまきつけてビレイをとって制動をかけるようにする。

本日の再挑戦処理は、6mmワーク用ロープの撤収、13mmトラックロープへの架け替え、シャックルでロープの作業点をリダイレクトしてチェンソー作業予定位置近くまで伸ばして手元ですべてをコントロールできるように設定を変更した。

Dscf0013

 実際に仕掛けるロープは先端に2点、大元にアンカー1点、合計3方向からクレモナ13mmをコントロールするイメージなのだが、摩擦用具としてシャックルを用意し、ここに支点に結んだロープを通して保存する幹に巻きつけ、切除する別れ幹の重量を受け持たせる。

Dscf0008

 理屈は簡単でも、安易に考えて見落としがあったりしたら取り返しのつかないことになるので、どうしても慎重になる。

Dscf0006

今日の設定再調整ではまだベースアンカーの遠隔操作(シャックルまたは滑車での昇降制御)の準備ができていない。
 明日あたりに追加スリングをセットして大きめのシャックルを取り付ける。 これにトラックロープのムンターヒッチを掛け、ロープ末端を手元に伸ばして滑落防止・コントロールの仕掛けにするつもり。

現状では2つの上支点のうちに1つが、クライミング・トップ・アンカーポイントに関係する幹にセットしてしまったので、これは絶対に撤収・変更しなければならない。 登ってしまった状態ではなかなか正確な状況を把握しにくいものだと痛感する。
 せっかく登懸したのだからと慌てて切除処理に取り掛かっていたら命の保障がないような太い枝だ。 今回の2度目の撤退は勉強ということで納得しておこうと思う。 幸い、セットしたロープは数日様子をみても悪戯された形跡がない。

今回はフリクションセーバーに普通の水糸を通して樹上にセットしっぱなしにしておいた。 次回のビッグショットの出動は、これで不要になるはず。

ところで先日、樹木医関連の資料でCODITという試験的な知見のことを知った。

 これもまだ枝剪定での腐食進行防止の手法としてはまだまだ疑問の残る方法論であるとのこと。  結局南極、無難な植木屋さんの基本手順に従い、癒合剤トップジンMを切断面に塗布し、その経過を観察することで自分なりの経験を積むことにする。 樹木の健康管理については東洋も西洋も、まだまだ研究段階にあるという事らしい。 

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