2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
無料ブログはココログ

ブログの起点

15年も前の事など

« TCIからDVD到着 | トップページ | この樹なんの樹♪ »

2007年6月25日 (月)

在庫材

まだ2年しか経っていない山桜の芯材だが、一応、在庫水準をチェックしてみた。 大体のところが1年で干割れが出揃う材だが、乾燥1年程度の材で不用意に蓋物を挽くと半年後には泣きを見ることになる。 やはり4年は待つがよかろうかと思う。

 写真に撮ってみると大変立派な在庫水準のように見えなくもないと思うのだが、その実はやはり素人の趣味の水準を一歩もでていない。

Dscf0005_4

 これまでの経験ではエゴが比較的早期に安定してくれる材だ。 リョウブはアタリハズレが激しくて経験則を導けるほど材としての性癖が統一されているようには思えないが、うまくアタルと蓋物に挽いて放置しても狂いの来ないものができる(ことがある)。

 エゴという木は唐傘の轆轤、つまり傘を開く中骨の集まる柄の中心の仕掛け、を細工するときに利用した材でもあったと聞くが、その材の性格も色も、育った環境などによって随分違うものだ。  4年前、エゴという木の皮肌の色は黒に決まっているとばかり思い込んでいた記憶があるのだが、今手元にある乾燥2年の材の木肌は赤みを帯びていて一種の光沢さへ感じさせる。 これが同じエゴなのか と少しく驚かされる。

我が家では、この在庫の隣が実は風呂場になっている。 昼のクソ暑い時間、この洗い場のタイルの上ではゴールデンのボビーがまどろむ。

Dscf0003_3

いつもは写真を撮るとカメラ目線になって自分からポーズをとることが多いのだが、昨日のボビーはただ只管に全身をタイルに押し当てていた。

Dscf0002_8

ボビーが寝ているから、という訳ではないのだが、やはり旋盤はお休みにした。 どんな夢をみているのかな。

補記 6月27日 乾燥歪の例

昨年練習用に挽いたクヌギの器。 1年経過した状態を写真に撮った
 製作時の重量1.3kG 1年経過した現時点の重さは970G。
 長短径は 28Φ→ 28/25.5Φ
Dscf0001_5

粗挽き厚を3cmにすれば乾燥後の加工余地をとれることになるが、3cm厚の器が果たして割れずにすむものかどうか。

 あまり簡単にできるものなら、昔からクヌギやコナラの挽物が日用にありふれていたことだろう。

« TCIからDVD到着 | トップページ | この樹なんの樹♪ »

木を挽く」カテゴリの記事

コメント

 立派な在庫木材ですね
 山桜は あと2年待つようですか? 粗挽きして乾燥すれば半年位で良いと思いますが どうでしょうか
 
成瀬さんに戴いた「リョウブ」を友人のYさんは「ヒメシャラ」だと言っています
 以前「ヒメシャラ」だといって戴いた木が「リョウブ」にそっくりです
 リョウブとヒメシャラは違うはずですが私には区別がつきません
 
 リョウブの開花は夏だそうです
 今度 機会がありましたら花を確認していただけないでしょうか? 御願いいたします

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/BotanicalGarden-F.html

黒檀さん、どうもです。
 私はまだ4年程度ですが、年間をとおして里山の手入れしてコナラ、リョウブ、クヌギ、シデ、ウワミズザクラなどの木々をみてきています。
 リョウブってのは花をみるまでもなく、シャラの類とは葉のつき方が随分違うので簡単に区別がつきます。
 葉がおちると枝ぶりで判断することになるんでしょうが、確かにこの辺りからは判断が難しくなります。

「植物園にようこそ」の写真を見る限りでは戴いた木は「リョウブ」より「ヒメシャラ」のように見えます
 知人のターニング作家さんからサルスベリだといわれて購入した作品が私にはシャラノキ(夏ツバキ)と思われました
 シャラノキもサルスベリとも呼ばれるんだそうです 普通サルスベリと言えば百日紅の方です
 「リョウブ」「ヒメシャラ」「シャラノキ」は表皮が良く似ているので幹材木になってると区別がつかなくなるのでしょう
 「何の木ですか?」と必ずと言ってよいほど聞かれますので 成瀬さんに戴いたのは「リョウブ」としておきます
 

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/102810/15555737

この記事へのトラックバック一覧です: 在庫材:

« TCIからDVD到着 | トップページ | この樹なんの樹♪ »