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15年も前の事など

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2007年5月17日 (木)

ちょっとハードだった一日

定例の水曜里山清掃ではIさんが田植えのため欠席、入れ替わるようにKさんが久しぶりの参加。 緑が深まる雑木林では地主のIさんが落ち枝を集めに来ておられた。 終了後携帯電話番号を入れた手作り名刺を、借森地主のOさん作業場へ持参し今年も継続してヤマをつかうことにご了承をいただいた。
 同じ名刺を別の雑木林のIさん宅へも持参、奥様と伐採する木について簡単なイメージをお話しした。
 Oさんから頂いた野菜とかーちゃんとを家に送り届け、いざ雑木林に再出発したのが1時ごろ。 初雁高校の前の雑木林の枯損赤松が近隣の住宅にかかりそうで風倒する前に処理することを地主のSさんと打ち合わせてあった。 長く気になっていたので、今日、その処分をしてしまうことにした。

Dscf0440

この木は二股の幹をもっているので重心が簡単に把握できない。 仔細に観察すると、どうやら隣家に落ちかかる方向に傾いているらしい。 なるほど、市役所にクレームがいく道理だったと得心。

 地主さんとの連絡もさることながら、現地の住人さんへの作業騒音のことわりも入れておかにゃあならん。 するとやはり想定外(古笑)の時間が経過する。

 安全な伐倒方向を見定め、巻き添えになるエゴと小さなシデ枝を予め伐っておく。 せっかく花蕾をつけたエゴをこの時期に伐るのはちょっと切ないものがあるけれど、自分も無限に潤沢な時間をもっているわけではない。

 幹周りの腐れがはっきりしないので樹皮を削って確認する。

Dscf0459

まだあと2~3年は倒れない木だったかもしれないが、昨今の気象で強風が気になる。 倒れてしまってからではどうにもならないんだから、やると決めたらヤル。 ちゃんと、ヤル。

重心が伐倒方向と反対側にあるのでチル引きをセットする。 起こし木ってヤツだがクサビでは間に合わない。 チルをかけるポイントへはツリークライミングで慣れてきたジンギットラインをかけて13ミリのトラックロープをダブルにしてエイトノットをつくる。 この輪にワイヤーフックをかけてチル曳きするようにした。
 Dscf0458

幹の腐れは地際で結構進んでいる。 太いからといって芯切りをしたら効くツルがなくなってしまう気がするほどだった。  チルで少しテンションをかけ、重心が根株の中心に来たと思えたところで受け追い口切り作業にはいる。
 追い口を慎重に進めてエンジンの音の中から木の立てるピキっという音を探し続ける。 やがて鋸道が僅かに開いてかすかなピシっという音がした。

 ただちにエンジンを止め、追い口にクサビを打ち込む。 2本目を叩き込んだとき、ピシッという予告音が明確に聞こえたのでゆっくりとチルホール支点に移動、8~10秒も待つうちにロープ・鋼索がたるんできた。 緩みを取る程度にチルを曳く。 立入り禁止の黄色いテープを張り巡らせてはいるのだが、周囲の人影に最大限度の注意を払いつづける。 そして毎度のスローモーションカメラの映像のようにゆっくりと、しかし腹に響く轟音と地響きをたてて赤松が倒れ、作業は一段落。  ちょうど隣家の住人、顔見知りのMさん、が仕事から帰ってきたところだったので挨拶して今日のエンジン作業を終了として木登り遊びに切り替えた。

Dscf0461

 最初は巨大な山桜の腐れ枝落としをしようかと思ったのだが、Mさんの家に大きな日陰をつくるというソロの木の枝を先に落とすことにして道具をセット。

 条件が揃ったのでかーちゃんに木登り写真の撮影を頼もうと携帯で連絡した。 普段の現場ではなく、自宅にずっと近い初雁高校前のハヤシだと留守電に入れておいたのだが、しばらくして携帯に「今どこ?」って連絡がはいった。

 なんと、か~ちゃん、初雁高校前においてある私のエスティマも無視して普段の作業現場に自転車で突っ走ってしまい、誰ぁれも居ないぢゃんか! と抗議の連絡をしてきたものだったらしい。

 焦るなあ・・・ いくら夫婦だからといって、なにも此処まで似る必要はないんだけど。

Dscf0475

実際のソロの木は思ったよりも幹が太く、架けたロープがブレークス・ヒッチに干渉してくるため目的の高さまで登高することができず、太枝降ろし作業は断念。

 そうこうするうちにMさんの知り合いのヒマ人たちが色々集まってきてしまったので今日の遊びはこれまでと打ち切り。 他愛のないお喋りの輪に参加しながら用具を片付けた。

Dscf0477 あー、それにしても今日もまた一日中、森の中で遊んだな。

 こんな日々を過ごすことができるようになるなんて、現役で徹夜徹夜のリポビタン漬けだったころには想像することもできなかった。 納期に追われ仕様変更に振り回され、カメラを飲んだり胃袋に穴をあけていた頃の自分が、なんだか遠いアカの他人だったみたいな気がしてならない。
 個人経営の収入の殆どを教育費と保険と個人年金とにまわす遣り繰りをしてきた家内に、やはり、感謝。 

 今朝の天気予報では午前中ずっと雨になるらしい。

 おーし、今日は雨の日プログラム、木工旋盤! いきまーす。

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コメント

現役時代と比べかけ離れた今日の生活、私も堪能してます・・・小遣いが少ないのが玉に瑕ですが、”人生お金より時間、物より心”と嘯いた暮らしです。いい遊び場所が手近に有って羨ましいです。私は今日雨の中、飯能へ出掛け杉苗230本仕入れ鴻巣へ運びました。生産者の親爺さんが言うには、「今の杉苗は、花粉が出ない杉苗ですが、苗は種から育てた杉苗です」とのたまう。じゃあ、種はどうして出来たの???、判らぬ事です(笑)。何でそんな事するの?・・・理由は内緒です(笑)。
 話は変りますが、リスや梟のネタ元の話で、リスの題材のHPを覗きました処、これ素晴らしいですね!!!。八ヶ岳ペンション”あるびおん”さんですか・・・素晴らしいカメラワークです。輩は、柳生真吾の八ヶ岳のHPをお気入りに入れてましたが、早速入れ替えました。断然、あるびおんさんが素晴らしい。何時も素晴らしい情報を頂き多謝・・・これが今日の書き込みの目的でした。

仙人さん、同年代の方から同感を得るというのはうれしいものです。 ヤマの木に登って空をみていると、東京の下町で、工場空襲痕の1トン爆弾のあけた大穴に溜まった雨沼でザリガニを捕って遊んだ時代の記憶がよみがえります。 
 リスの秘密はそっと秘密にしておきたいような、でも、もっと広く知ってもらいたいような所です。
 杉苗230本というと7~10アール前後の広さの植林でしょうか? それともどこかの手入れ地の補植かな? んーと、わっかんなひ(笑)

仙人さん、果樹園用の杉だったんですか (^^!
 なんだかずいぶん楽しそうなプロジェクトを立ち上げられましたね。 よーやく判りましたけど、柑橘類の収穫って何年待つことになるのかなー? うーん、収穫の時期には仙人さんのHPに必ずチェックいれとかないと(笑)

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