2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
フォト
無料ブログはココログ

ブログの起点

15年も前の事など

« そろそろ ソロ | トップページ | 気分は樹医さん? »

2007年5月26日 (土)

ぼちぼち・・・

ソロ以外の手ごろな樹を探して ってんぢゃなくって、ぼちぼち墓地(汗)に取り掛かる。
 前から気にしていたIさん農用林脇大規模墓地に横枝を張っている赤目柏の伐採をすることにしていた。
 朝 と言っても10時ごろ、Iさん宅へ隣境の樹に手をつけるので了解確認の挨拶に伺う。 思いのほかチェンソー彫刻のリスやトトロを喜んでいただけていることを知り、こちらはジンとなりそう。 方針として秋口までに危険樹だけ枝を落として重心をIさん敷地内に傾けておき、伐採は冬にすること、ただし危険が明らかな樹については適宜伐採することの了解をいただいた。 あぶないなと思っている樹は境界沿いに数本あるが、枝を落としてしまえば案外に大丈夫ということもアリなんぢゃないかと思う。 ま、実際にSRT講習を受けてどの程度の枝落としの技が身につくものか、が問題だけど。

 目的の赤目柏は腰高あたりで2股に幹が立ち、その両方が長く水平の枝を墓地上に伸ばしている。 特に左の幹の重心は完全に墓地内に行っていると観察。

 方針はそれなりにやっかい。
 最初にまず、右幹の枝を落とし右幹の問題を片付けておく。
 次に、その右幹から左の幹をロープで吊って伐採時の倒木動作をブロックしておく。 別途、吊られている左幹に伐採用のロープ&チル曳きをかけ、腰高位置で左幹に受け追い口を切り通常より厚いツルを残しておいてチルで引き倒す。 引き倒しながら、吊りのロープを順次緩めてゆく。

 結論から言うと、方針どおりにキッチリ処理できた。 自己採点では61点。 要するに合格。 なんでマイナスが多いかってえと、あまりに時間と手間をかけすぎていると思うから。
 隣が高価な墓石の並ぶ墓地でなければ、もっとずっと大胆にできるけれど、万が一墓石を倒したりしたら弁償金額が・・・というプレッシャーが大きい。

Dscf0003_1 Dscf0006_5

まあ、これが私の今の実力ということで一応納得。

 最初の右幹処理では赤目柏にツリークライミング。 またしてもかぁちゃんに写真撮影を依頼。 2本目の6m長水平枝を切ったとき、きちんとお辞儀をさせて切り落とす手順をやっておいて、かぁちゃんに 「写真どお?」 と聞いたら、 「見とれていてカメラ使うの忘れてた」  だと (--メ

Dscf0012_5

 即刻、厳重抗議!
 まあ、正直いえば横枝を落とすときに今回は受け追い切りだけではなく、横枝の上下に入れる切り口を枝芯で会わないように左右(前後?)に2~3寸ほどずれるように浅くきる方法(ミスマッチカット)も使うようにしたので、切れ方・お辞儀の仕方が実に見事に管理できたのだった。
  確かにかぁちゃんが「ちゃんと順序だてて切って落とせるのに見とれてしまった」ってのは判らんチンでもないって ・・・そりゃあ自慢が過ぎるってもんだろうけど(失笑)

 この方法はアマゾンで入手した中古の "Tree Climbers' Guide" ってレア本で枝落としの方法としてノッチカットと並んで紹介してあったもの。 Standard drop cut という呼称がついていた。 ただし、上切り下きりの位置関係は逆転しているのでスタンダードではないだろう。 とりあへず、ドロップカットと呼ぶことにしておく。
 本来、この方法の目的は枝の切り落としで、通常の受け追い切り(ノッチカット)が枝伐採時の方向を重視しているのに比べ、簡便なものとされているが、5cm径の枝ではノッチカット、4cmの枝ではドロップカットと使い分けてみれば、どちらの方法でも切り過ぎず、ゆっくり枝の立てる音に耳を澄ませることがポイントだったと気づく。

Dscf0017

写真で、墓地内に枝が転がっているのは墓地の管理人さんが手伝ってくれて片付けてくれた状態。 実際にはカラス避けのテグスが中空に張り巡らせてあって、その一部は赤目柏の枝にも結びつけてあった。 ちゃんと了解をとってテグスは1本だけ切断。
 ほかの枝はすべてソフトに折り倒した後、Iさん敷地内にそろっと引き上げて処理できたので、まずは納得。 無論、墓地内にコントロールして下ろした枝もすべて撤収。 アタリマエだけど。

Dscf0039_1

墓石の次の写真で異様に左に傾いているのが2本のロープで宙吊りにした赤目柏の左側幹。 これで宙に浮いている状態で安定している。
 まあ、キッチリと丁寧に処理できるってのは実に気分がいいものだったし、この幹を処理した途端に開けた光のあふれる景色にも、ある種の味わいを感じた ・・・なぁ~んちって。

Dscf0046

次の段階では、今回隣接地に了解を得て折り曲げ下ろした枝も、全部Iさん敷地内に収めることを目標にする。

 しかし、これはやたらに細かく枝を切る必要が出てくるのでいったい何時に実行可能となるのか、ちょっと心許ない気がしないでもないでもにゃい(笑) ま、自分が何時まで元気で居られるのかも確かぢゃにゃいのに、老人ってのは気楽なもんだ。

 撤収中に変な団体がIさんのヤマをドヤドヤと踏みあるいている姿を発見。 急いで団体さんに近づきながら大声で責任者・引率者を問いただしたら、中央公民館だ って言う。 逆に私に、ここで何をしてるんだ? と人をバカにした言い方にムカついた。
 見ればその昔、たしか5年前、川越市民大学講座「緑のサポーター」でネイチャーゲームの講師をやっていた人が「川越市」の腕章をつけてそこにいた。
 地主さんが昔のような農用林に戻したいというから杉ヒノキを伐採したりそれなりに尽力しているんだと前置きし、相手が2002年度に講師をやっていた事を確認してから、昔教えたことと自分がやっていることと違いすぎるだろ、あなたたちが踏み歩いた場所はコナラを植栽した場所だ、ちゃんと道をあるいてくれ、ケモノ道でヤマを踏み荒らさないでくれ って大声で請願(爆笑)

 ま、お茶をやっていれば、いや、居なくても、道の真ん中に石が黒い糸で縛っておいてあったり、木が横に寝かせて置いてあったりすればそれは結界、ここには入らないでくれという意味だぐらい知っているだろ。 そういう農家のお願いをちゃんと尊重してくれ とまでは口に出したが、さすがに そんなのは日本人の常識だろ! とまで怒鳴りださなかったのは、まだそれほど疲れていなかったせいかもしんない。

 それにしても中央公民館さん、市民講座で皆さんを引率しておいて、自分が歩いているヤマの地主さんの名前ぐらいはちゃんと把握してるんだろうか。

(5月27日 文言一部訂正)

« そろそろ ソロ | トップページ | 気分は樹医さん? »

木を伐る」カテゴリの記事

樹に登る」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。ツリークライミングって体力を相当使いそうですね。子供の頃柿の木や、モクの木に登ったのを思い出しました。

まなさん! こっちのBLOGでコメント頂くのは初めてでしたね。 サンクスです。
 ツリークライミングってのは、本当は体力を使いません。 体力使ってるのは恐怖心をまだ克服できていない証拠。 土曜朝のNHK教育TV「モリゾウ、キッコロのなんとやら」での子供たちは本当に自由に気楽に登ってます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/102810/15210189

この記事へのトラックバック一覧です: ぼちぼち・・・:

« そろそろ ソロ | トップページ | 気分は樹医さん? »