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2007年3月30日 (金)

ソロクライミング

と言っても、アルピニストが単独行をする訳ぢゃない。 単に里山のコナラに一人で登ったというだけの話し。 漫然と下から見上げるだけなら、コナラという木はどれも枝を横に張っていていかにも登り易すそうに見えるのだが、いざ、ロープをかけてみよう・・・となると、必ずしも簡単なものは見つけにくい。

 小枝の妨害を避け、幾度もの試行の挙句にようやくス(TH)ローラインをかけてみても、本番のカメレオンロープをクローブヒッチをかけて、イザ、とばかりに吊り揚げてみればハウススリーブがバージンの樹の股を超えるとき、想像していたよりもよほど堅くロープの侵入が拒否される。

Dscf01561 

 あいにくの空模様で、今にも泣き出しそうな雲行きなのだが、ゆっくりと落ち着いて教わったとおりの手順を踏んでゆく。

Dscf0159 幾度かの「ヘディック!」を繰り返し、ようやくハウススリーブが股を越えたあとはあっけないほど簡単に作業が進行する。

Dscf0160 忘れがちなセーフティノットを慌てて作りなおして最初の股を越えたあたりから、泣き出しそうだった空がポツポツと本当に泣き始めてしまった。

 以前、せっかく購入したばかりのデジカメを雨に濡らして一発でパァ!にした苦い記憶がある。 簡易防水でも生活防水でもなんでも良いのだけれど、そういう常識的な保護機構ははやく製品開発の基礎仕様の中に取り入れて貰いたいものだ。

・・・って ボヤいたって、樹の上で今更何かできるようなことなどありはしない。

Dscf0161_1

写真撮影はさっさと諦めて安全第一のソロ・クライミングは打ち切ることにした。

樹を決定しスローラインを掛けるまでに90分、その樹にロープを掛けシステムをくみ上げるでには、最初から勘定すれば多分120分くらいかかったかな。 ずいぶん里山逍遥を楽しみすぎてしまったような気がするんだけれど。

で、実際に樹に登っていたのはほんの10分程度。 

ほとんど なんぢゃそりゃ?の世界だが、自分のギアでのソロクライミングはとにかく無事に撤収して一件落着とした。

Dscf0163

これまでの間伐体験ではロープをかけるテクニックも初歩的な水準を一歩も出ないままできたのだが、ジンギットラインをかけてクローブヒッチでロープを掛けるテクニックに慣れてくると、なんだか一段階ステップアップしたような気分になってしまう。

 どんな事にも言えるだろうが、複数の方法論を取捨選択して事象に対応できるという事と、タダ一つの方法しか知らないで現実に対処しなければならないという事との間には大きな質的なギャップがあるだろう。

そういう意味で、自分は確かに1回は樹に登ったような気がしないでもないでもにゃい。 
 んーと、ただそれだけの事なんだけどね。

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樹に登る」カテゴリの記事

コメント

 先日、NHKのTVで緒方拳が熱帯雨林の高木に数十メートルを ロープで登る番組を見ました。すぐ成瀬さんの木登りを思い出しました。
 怖いけど気持ち良さそう。
 小学生の頃 神社の大きな椋の木に登って村全体を一目で見渡し鳥になった気分になったのを覚えています。

blogにきていただいて ありがとうございます。
大会のあの日は自作の展示のほうにかまけており、カービング作業が
午後からになってしまい、あわてていたのが災いしたのか、うっかり
右手の薬指を2針縫う!というケガをしてしまいました。
教訓、余裕をもちましょう。
さて、カービングをはじめ、フィールドワークにはおおいにあこがれを持っているのですが、
実は秋の大会以来、チェーンソーを動かしたのは
1,2回というだめカーバーなのです。
木にまで登る成瀬さんのパワーと巾広い活動には圧倒されました。
いつか山に住み、山に遊ぶのは本気の夢です。
ご指導ください。では、また。

追伸 アルバムを見せていただいたら
手を怪我して作れなくなった自分の作品が写っていてうれしくなりました。
よろしかったら いただいてもいいでしょうか?
今日のblogに使わせていただきたいと思います。

黒檀さん、ツリークライミングジャパンのジョンさんは虐められっ子だったんだそうです。 学校だけが全世界だった少年だったんですね。 ある日ふと樹に登って町を見下ろしてみたら、全世界だった筈の学校が、実は町のなかの小さな1つの建物にすぎないことを知った・・・ そういう話にはつい涙腺が緩んでしまうどこにでも居るような普通の年寄りになることができました(笑)

 とは言え、確かにジョンさんの体験のとおり、これまでとちがう自分の視点を新しく獲得することで、少年期の限界や絶望感の中には克服できるものが幾つもあるのかもしれません。
 子供のころ運動会で1位になったことがその人の人生への自信の裏づけになっても少しも不思議ではない。 そういうジョンさんのメッセージを、私も子供達に伝えてゆきたいと思っています。

kiitikitiさん、レス有難うございます。 私はあの会場で隣の位置でソアリングオウルを彫っていました。 木一吉さんがアニメキャラクタを彫っておられる姿を拝見し、終了したら是非ご挨拶をして面識を得ようと思っていたのに、声をかけられる時間になって気がついたらどこにもお姿がなく残念な思いをしました。
 あれだけユニークな立像を思いつくことができ、またそれを実現する事ができる実力にはひたすら脱帽するほかにありません。
 素人写真で申し訳ありませんが、もしお使いいただけるのであれば光栄です。
 今年も山形・上越・千葉の3大大会には恥を忍んで出場するつもりでいます。 もし会場でお目にかかれれば、今回は是非とも声をかけさせていただきたいと思います。 よろしくお願いします。

ありがとうございます。
さっそくblogにつかわせていただきました。
感謝してます。
大会でおあいできること楽しみにしておりますので
その時は よろしくお願いします。

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