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2007年2月25日 (日)

高倉緑の景観地

参加しているNPOでこの2ヘクタールの曖昧林の手入れをしてきて6年、私も世話役の一人としてこの地域に関わってきたが、今回のサポートでNPOとしては最終回とすることにした。 理由はすでに充分に「サポート」役は果たしてきたこと、それ以上に、地元の屋敷林所有者さんたちが機械力を使いたがり、私たちが手鋸にこだわりをもつ(大所帯アマチュアクラブでの安全管理のありかた)関係がすれ違いを産んで居た為だと感じている。

 相棒世話役が直前まで病気療養中だったので私ひとりで諸手配段取りを組んだのだが、幸い親切な仲間に恵まれ、資材の応援もとりつけることができた。  最終日である今回は、地元8名、クラブ15名、役所1名の所帯を3班+1デモ班として地元NPO混合班編成で怪我なく終結することができた。 
0014_3  0025_1
 特に退避方法のイロハからロープ掛け伐採手順の全てをNPOメンバーと地元メンバーとの混合で和気藹々とやることが出来たのは良い思いでになりそうだ。

 クラブとしての活動が全て終わったあと、地主さんの依頼をうけて道路に枝を張っている中径の椋、半割れ20cm径の檜、そして樹種不明(多分ソロ?)34cm径の広葉樹の腐れ斜幹を伐採した。

 住宅地環境に残ったヤマの事ゆへ伐採の目的は安全対策。 近隣の子供達が勝手にヤマに入り込んでいるので、落とせる枝は出来る限り落としておくのだが、2へクタールと言っても放置30年のヤマのこと、まだ200本は倒しておかなければならない感じが残る、 しかし出来ることには限界がある 当たり前だけど。
 

 広葉樹の腐れ幹は30年生密集檜林(!)の事ゆへどのように倒してもどれかの檜に必ず掛かる状況。 腰の高さでの分れ幹が分かれた直ぐその先から腐りはじめているのだが、まだまだ枯れる前のしぶとい樹質なのでツルはちゃんと効くだろうと予測をたてる。 予め13ミリワイヤーでチル直引きを仕掛けておき、ワイヤーを緩めたまま伐採処理に入る。
 通常より広く受けを開き追いツルで切る。 5cm幅のツルを設定し、スチールのフェレンギレバーを挿し込んでおいてから周囲を再確認、追いツルを切る。 樹はミシリと音をたてる。 差し込んだレバー先端をテコ状に持ち上げると幹はゆっくりと15度くらい倒れて予測以上にしっかりと隣の檜の枝と絡み合った。

 ワイヤーにテンションを掛け、残りのツルを切って元株から落とすと、自由になった腐れ幹は30cmほど地面深くに突き刺さって動かなくなった。
 突き刺さっている幹の地際に受け口状のカットを入れてその中心にトンネルを開け、近くに切り捨てておいた10cm径のバカ棒をトンネルにとおしてからトンネルの両サイドを慎重に切除。 トンネルの両脇部分を充分に切ってからチルで思い切り曳いてもらう。 予想図に描いたとおり、34cm径の広葉樹はバカ棒レールの上をゆっくり滑って地響きを立てた。

0044  3本の危険木処理で合計2時間。 今回のハスク・フォレストデモと似たやり方での掛かり木処理は自分としてはまだ3例目。 まだ自重で滑らせるという経験はなく、チルで曳いてレールの上を滑らせるという手間のかかる遣り方ばかり。

今日の与作さんのBLOGで赤松の伐採記録を拝見した。 なるほど、本物の遣り方は綺麗で正確で無駄無理がないのだな、と改めて感じた。 う~ん、やはり、凄い。

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