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15年も前の事など

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2007年2月 5日 (月)

バカと風船は・・・

高いところに上がりたがる・・・ってのは学生の頃山男の友人をからかって使った台詞だった。 オリジナルを誰が何時言ったのかは知らないが、そういえばあの男、新学期には毎年口のまわり鼻の下に凍傷の痕をつくって自慢げに登校していたっけ。

 別に本当にバカだった訳ではなく(←当たり前だ)自分などが知らない岩登りの遊びを彼は若い頃から楽しんでいたという事だ。  正直いえばヤッカミ半分、尊敬の気分も半分の戯言。  季節はずれの暖かい陽差しの日曜、午後から参加したツリークライミングの体験講習でコナラの木にダブルロープで登ってみたら、樹上の風が山男だった旧友を突然に思い出させてくれた。

 Dscf0013_4

んな殊勝に聞こえそうな事を口にしてみたけど、実際にツリークライミングクラブの昨日の講習で婦女子でも誰でも簡単に樹の上に登らせてしまうのには驚いた。

 それも、難しい金具を使う訳ではなく(エイト環も使わず)、「ブレーク」と呼ばれる「結び」を仕掛けたロープをカラビナでハーネスに着け、樹枝頂から折り返したロープの半分にフットループと呼ぶ補助ロープをセットした後はそのフットループを足で踏むように使って自分自身を持ち上げてゆく。

 数ステップ登る度に「セーフティ」と言う、引き解け結びの輪を登ってきたロープに作る。
 目で見ても口で言ってもなんとも簡単な仕掛けなのだが、実際には空中で真横になった自分の体はなかなか言うことを聞かない。 
 特に、フットループを緩めて上方にセットしなおし、そこに全体重をかけ、結果的に緩んだブレーク結びを手で上に押し上げる作業を繰り返す時に、本当に邪魔になるのは内蔵脂肪をタップリと貯えたこの腹だ・・・
 Dscf0012_4
 ふと気がついてみれば、全く写真を撮る余裕がない。 これでは与作さんにレポートするにも材料が何もないではないか! 焦って指導員にサポートを要求、引き解け結びのセーフティを解除してもらい、地上でロープを固定して貰いつつ自分で「ブレーク」を下げると、指導員が繰り出すロープの長さの半分づつゆっくりと降下する。 自分でエイト環を緩めて降下する面白さは全くない。

地上に降りてみれば、やはり怖かった為か、ずっと腕でロープにしがみついていた疲労がチェンソーとは無関係な筋肉(スジ?)に溜まっている。 まじーなぁ・・・ もっとリスのようにスルスルと樹を登るつもりでいたのだが、すっかり子供達に負けている。 いや、体験講習に参加した子供だけぢゃなくって、ご婦人方にも完全に負けているんぢゃないのか?

 別に勝負に来たわけではないのだが、このままぢゃイカン(どういう字のイカンだろ)。 カメラを持って再度コナラに挑戦する。

Dscf0014_2

ん~ 少しは慣れて来たかな・・・ と思っていたら、他の初参加の老夫婦は余裕で樹上のターフに遊んでいるではないか。

これは一体なんっちゅう世界だ!

 それにしても、何にしても、なんちゅう邪魔でメタボリックな我が腹だ!

結局都合3回、樹に登り降りしてDscf0011_1 予定の講習時間が切れてしまった。

 これで4000円というのは、遊びとしてはかなり安い・・・かもしんない。 

林業用具のビデオで、樹に登るときはステップ金具、降りるときにはエイト環という先入観があったのだが、そう都合のつく樹ばかりを登るわけではない。

 できればこのツリークライミングの技の中で、ロープ主体で登高しつつ幹に足を届かせて姿勢を保てるような設定の実用的な技を吸収したいものだ。

 特にロープにぶら下がりながら大枝を落とす作業で、チェンソーのエンジンをどうやって掛けるのかというS師の言葉が耳に残る。 なるほど、電池式のチェンソーってのに意味がある訳だ・・・と初めて理解が及んだ。

 ・・・とここまでは昨日の講習の話し、今日は正統派(?)のロッククライミングの技の講習を受けたので、またしても2連荘で別々の技法のクライミング講習を受けた訳だ。 

 考えてみればここまででまだ半分しかツリークライミングの体験講習のレポを書いていない事になるのだが、ちょっと疲れ果てて散漫になってしまったのでここで打ち切る。

 普段ならもうとっくに寝てしまっている時間だし・・・  あー ほんとに ねむひ

Dscf0010_5

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コメント

ツリークライミング講習会お疲れ様でした。
レーポートも楽しく拝見しましたが、俺には到底出来そうにありません。
それにしても成瀬さんのこのパワーはどこから来るのでしょうか?
ソレが知りたいです。

講習会場ですが山桜もあって素晴らしいロケーションですね!
いつもこんな現場で伐採作業してるんでしょうか?

明日の朝は体中が・・・あーいえません。
ゆっくり休んでください。

与作さんと同感!!!
私にも出来そうにありません!

チェンソーですが、予めスターターの紐を引っ張ってゼンマイバネをためておいてボタンで始動させるタイプのものがあったと思います。
きっとこんなシチュエーションで使うことを考えて開発されたんでしょうねえ、一発で掛からなかったら悲惨ですが・・・

しかし、一度はやってみたい遊びのようにも思えました。
凄く興味深く拝見しました。ありがとうございます。
それと、お疲れ様でした(^_^)v

与作さん、いつもチェック有難うございます。
 伐採現場は、最近では、東京の西多摩の荒れた杉檜のガレた山で、その勾配もさることながら蔓蔦のからみもむっちゃんこな場所だったりします。
 伐倒方向が1m狂うと間違いなく悲惨なかかり木になるし、元玉落とすにしても足場の確保に作業時間の半分以上潰してしまいます。
 他に広葉樹の伐採現場があるのですが、真下に立派な墓地があって新らしい墓石が600万円するような急勾配の日陰な雰囲気の楢の里山です。 ここでの経験はまだ数えるほどです。
 私のホームグラウンドはあくまで埼玉川越の里山ですが、素晴らしいとお褒めの講習会場は横浜の幼稚園の裏山です。
 ここをつかって教えているツリークライミングジャパンというグループでは、ダブルロープテクニックを教えるベーシックコース(2日激烈講習)と、同じく激烈な2日間のツリークライマー講習という一歩進んだシングルロープテクニックの教室があります。
 それらの基本をマスターしたあと、プロの庭師・剪定作業用の実用技術の講習も計画中だとか。 実はそれが狙いだったりしますのでおます(汗)
 里山の維持管理に重機を使う格好いい空師ってのも悪くはないと思うのですが、数十万~百万円レベルのプロを依頼できるリッチな農家はまずありません。 度胸とロープとチェンソーの精密な技術を使って空師無しでなんとかやれないものか? 調べてみたら余り先人が居ない領域なので自分なりの新基軸が出せるのではないかと思ったりしています。
 経験して分かったことですけど、樹の上ってのは風が違うんですね。 エイト環とかクロールやアッセンダーなどの金属製のロッククライミング装備でなく、ロープのノットを使ってで登高するテクニックは、そういう樹の上の風に似合うんぢゃないかと感じました。

佐藤さん、お互いに腹の脂肪が気になりますね(笑)
 チェンソーカービングばかり考えていたときはトップハンドルのチェンソーなんて危ないものをどうして作るのか?と思うくらいに視野が狭くなってました。 樹に登ることを考えるようになった時も、伝統的なムカデ梯子での杉檜の枝打ち程度しかイメージできませんでした。
 TV空師で紹介された垂直1本アイゼン(電柱登り器)と安全ベルトを本当に使えるものかどうか、太く曲がった広葉樹の幹を登るときには相当なガニ股にならざるを得ないのですね。
 そういう局面では、私が見た森の名人は安全ロープを解除して登っておられました。 これは本当の名人でなければとても出来ない業ですし、到底、次の世代に継承させられる技術でもないような気がします ・・・つまり、アンカーをセットしたロープを使い、安定姿勢を維持するために幹との接点を保持しつつ登高する方法を考えたいものだと思います。 
 ま、口で登るのは簡単ですが(汗)実際に登ってみると、やはり恐怖心があってロープにしがみつく手にむっちゃんこな力がかかってしまっていました。
 翌日のロッククライミング的樹登り講習では登り専用のアッセンダーやクロールなどの道具と降下専用のエイト環とを使いわける方法を教わりました。これは装備に金がかかるなー と秘かに膏汗が脇の下ににじんだりして(笑)
 与作さんに言われたとおり、昨日は腕がパンパンになっていたのですが、これは樹登りの為だけでなくって ですね・・・ その翌日に気儘な放置畑の草ムシリと穴掘り作業をやっつけた為だったんぢゃないかと思います。 そのショーコに両手の爪先がまだシビレていたりするんですね(汗)。

2週間程家を空けて後、ふくろうさんのプログを覗くと、いやはや賑やかな事・・・感心です。
 リスを彫ってると思いきや、自分がリスに変身しツリークライミングとやら、そのあげく墓の上の木を伐採する空師をめざすと???・・・お歳をお考えになったら・・・ご忠告したい処ですが、好奇心旺盛、安全慎重な御身の事、ただ敬服するのみです。ボランテイヤのHPもキチットメンテされてるし、埼玉は飽きたので今度は東京でボランテイア・・・とてもついていけません!!!。よくま~活動範囲を広げられるものだと感心です。Kさんの森サポ、上さんに遠慮して欠席したでしょう。私も7日の活動は身体が持たなくて失礼してしまいました。
 処で、薪プロジェクトみたいな物は有りませんか・・・ご教授願える機会を楽しみにしてます。
  
 

わぉ・・ すっかりご無沙汰の仙人さん、いつ隠れ家から出てきたのかなぁ~? 指名手配のほう、もう大丈夫なんですか(^^?)
  仙人さんのHP、毎日のようにチェックいれてるんですが、メンテさぼってませんか(--メ)

 空師ってのはよく判りません。 欧米では木を剪定する人たちをプルーナー(プルーン屋って事ですかね?)って呼ぶみたいですが、手法の合理性って言うんでしょうか・・・ 重機非依存での能力限度を個人芸でなく方法論とか技術体系として追求する姿勢には好感が持てるように思っています。 無論、重機否定ではないのですが、ボーガンで40mを越えるメタセコイアに登るところなんざ、それも、障害者を補佐してチームで登ってみせるところなんざ・・・システムとしての方法論というものの凄さを感じてしまいます。
 それにしても、どんな技術を習得したにせよ、電話線とか電力線とかには絶対にかかわりたくないですね。 その辺りにもプロとアマとの線引きがありそうな気がします。 無論、これはプロの林業とは無関係な話です。 私はあくまでアマのボランティア限度の範囲で自然保護絶対主義者(そんなモンがあるかどーか知りませんが)を目の仇にしながら(笑)、私が知っている里山というものを維持管理できればと思っているだけです。 無論、ヤマで思い切りチェンソーをブン回しながら彫刻したり、伐った材を乾燥させながら旋盤で器を挽いたりできればもうこれ以上言う事なし。
 ま、そーとーに贅沢な趣味だとは自覚しています(汗)

 薪プロジェクトに使えそうな伐採現場が例の緑の森博物館脇の皆伐地跡にあったんですが、人力での搬出はちょっと無理っぽい場所なので・・どうすべえか 考えちまってます。
 やっぱし薪プロはKさん中心で動かないとまずいので、今月の入間活動日に指定管理者の事務所から承諾を受けた上でKさんに連絡をとってみます。
 1月に現場をみたら根回りで60cm径クラスのクヌギ・コナラ、杉檜が短コロになって転がっていたんですが、その始末をどうつけるのか 四駆の軽トラで頑張ればなんとかなるかも知れません。
 

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