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15年も前の事など

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2006年5月

2006年5月29日 (月)

PEG含浸

11月に予定している入間宮寺の八幡神社「どんぐり」イベントに向けての準備を始めた。 とりあえず作成するのは名札(児童)100枚+(保護者)50枚 景品(鉛筆立兼独楽受け皿)100個。
11月に宮司さんのヤマの竹を切り出して100個の竹椀、100個のプランターを作る予定。
 今日は昨年間伐で伐った6cm径程度のヤマ桜をバンドソーで小分け切断して大雑把に7cm程度の高さの輪切り桜を作った。 乾燥材で30個程度。 今年伐ったばかりの未乾燥材で40個前後で在庫が切れた。
 上信林業さんのワレドメールAK(よーするにPEG)の残りをプレートに注いで輪切り桜を並べて上下面をゆっくり含浸させ、ビニール袋に収納。 残りのワレドメールは30cm前後に切り揃えた6cm前後の径のエゴ材の含浸につかった。 明日あたりにこれで景品の独楽部分の試作に入るつもりだが乾燥状況をみて考えることにする。
 独楽の素材はミズキだというが、やはり材が均一に緻密で色が白いという点が良いのだろう。しかし、ミズキはエゴなどよりも乾燥がよほど大変なのではないか? と疑問が湧く。
 エゴ材も乾燥割れや歪が皆無というわけではないが、ミズキ材の乾燥歪は自分で実験してみて正直言って呆れるほどである。 緻密さ、重さでミズキには敵わないにしろ、エゴのほうが乾燥歪が相当に少ないのではないか。 それが独楽部分としてエゴを使う大きな理屈なのだが、本音を言えば割れの少ない均質な素材として白い色をしているものはエゴしか在庫にないというのが本当のところだ。

 11月になれば3月に伐採したリョウブの太い幹材がイザというときの代役に使えるだろう。

なんとまあ、我乍ら実にいい加減な予定をたてたりするものだ(笑)

2006年5月26日 (金)

森のフクロウ

36体計画の借用作業地(借森?)がそろそろ1年の約束期間満了を迎える。 その森で3月ごろに浦和のSさんから貰ったフクロウの注文を仕上げた。 直前に伐採されたばかりの檜で製作したフクロウは皮を剥いた跡に速攻でアオカビが生えてしまったので縁起でもないとあきらめたばかりだったので大作の連チャンになってしまった。 前のとあわせれば7日掛かってしまった計算になる。 これではいつまでたっても到底プロの水準にはとどかないや。 腕や肩のあちこちでナケナシの筋肉が悲鳴をあげている(笑)
→ http://homepage2.nifty.com/kawagoe/
→ http://homepage2.nifty.com/kawagoe/36OwlsProject_1.htm
Dscf0643

2006年5月14日 (日)

橡・椚・クヌギ(2)

今日は昨日の続きだ ・・・あたりまえだ。 そうぢゃなくって、昨日は一昨日の続きだった ってのが正解。
 なんと言っても、生木挽きでは時間(乾燥)が木になる ちゃった、気になる。 特にクヌギってヤツは水気がコナラよりも強いから乾燥割れも派手だ。 
 午前中は収穫した短コロ材のボンド封じにせいをだして午後はドッグフードの買出し。 ついでに(笑)マキタの集塵機を¥17800で購入。
 午後2時ごろから懲りない木工旋盤作業にセイを出す。 目的は小壷でもなく棗でもなく、ひょんな事から入手したクヌギをつかった生木挽きの器。 生活節度の無さと言うか、まあ実にいい加減なものだが、状況に応じて変化するのも君子のたしなみ(苦)だと笑っておこう。

Dscf0507 いつものように
 まずはフェースプレートにセットして・・・

 チェンソーで半割りにして8角形に整形しただけなので丸くラフィングガウジで削り飛ばす樹皮が左手を直撃して実に痛い。 皮手袋で防護する。 次回からはチェンソー加工は16角形まで処理しておこうと思う。

Dscf0508 で・・・

 気持ちよく削っていたら、なんと肝心の位置に変色欠陥がみつかった。
 まあ、ある程度は想定内の(笑)事ではあるが、この樹に一体何があったのだろうか?と考えて、判らないなりにとにかく観察する。

Dscf0510 簡単に外形を整えて(ぶっ)タンオイルをたっぷりと、そう、実にたっぷりと塗りたくる。 
 この状態で1時間放置。 オイルの滲み込み方を観察して更にタンオイルをたっぷりと塗った。

さて、

Dscf0512 いつものとおり、ワークの付け替え。

目的は当然コーンカット。 今回はRS2000のスライサーの砥ぎに時間が掛かった。

Dscf0514 折り欠く道具は2つのクサビ。 たまにハツリ用のタガネを併用する。
叩くのは木槌で木目の流れに直行する方向にたたく。 

まあ、そんな事は常識の範囲内だとは思うが・・・備忘録だから細かく書いておく。

Dscf0515 内側をくりぬくのには毎度のボールガウジ。 今回はグレイザーのV15シャロウガウジを購入していたので試しにつかってみたらやはり粗削り段階での能率は予想どおり。

縁の反しは4本組の壷用スクレーパーで処理。 これで厚さ1cm均一仕上げを考えたが、やはり強度も必要だろうと思うので7mm周辺・1.5cm底辺でトライする。

Dscf0516 内側の抉り出しが一段落した段階でたっぷりとタンオイルを内側に塗りたくって高速回転をかける。
 思ったとおり、導管から外周にタンオイルが染み出してくる。

さて、これで夜になった。 一晩おいて乾燥変形がどの程度抑制されているか観察するのが楽しみだ。

2006年5月12日 (金)

橡・椚・くぬぎ

昨夕貰った連絡に急遽畑作業予定を変更して東松山の現場に行った。 
なんと言っても無料(ただ)で素材が入手できる魅力は絶大だ。Dscf0493
 

写真は伐採現場の重機と伐採されたクヌギ。

  話してみれば気分の良い親方だけれど、芯は相当にきつそう 。

簡単に見えるが、クヌギ、コナラの類は果たして水に浮くかどうか という重さ。Dscf0495

6mに玉切りした材を「はさんで」道端に出してもらった

この太さ、末口で40cm以上ある・

Dscf0492

元口の太さは60cm・・・ 当たり前だが14インチバーではとても届かない実感。

 

愛機14インチMS200カービング仕様チェンソー

Dscf0497

写真ではクサビが大きく見えるが・・・

打ち込んでいるときは頼りない大きさに思えた。

そして

Dscf0498

なんとか持てる大きさに切断して個別にボウル用の木取りをする

ヒノキなら元口40cm程度の1,5m材をクルマに積むのは一人でできるが

コナラ、クヌギでは不可能、というより、確実なギックリ腰の予感がするのだ(笑)

・愛車(?)4駆のエスティマ

Dscf0501

手を抜いてスリングベルトでヒノキを固定。

持ち帰った材は即座にホワイトグルー処理

Dscf0504

右にある太い材木は

 去年切り出した山桜の障子紙封じ材。

Dscf0505

右手に見えるのは去年の鶴ヶ島の伐採地で

 (同じ親方の現場)いただいた欅とシデ

ヒノキも持ち帰った。 これで夢工房のフクロウを作るか・・・

Dscf0506

なにを作るにしても佐野さん用には本格的な素材を用意しておかないと

笑われてしまうような気がする。

季節はずれのヒノキは皮が剥きやすかった。

2006年5月11日 (木)

小さな壷(2)

今朝は小雨の中の散歩。
 いつものレインコートを着せて2頭のワンコの散歩の後、チェンソーの手入れ。 一昨日現場でチェンソーの1台を貸したのだが、やたらに目立てを褒められた。 ま、基本的にはカービング屋だもんな、私は(笑)。 
 浜松から25mmバンドソー替え刃が入ったので付け替え。 試し挽きは斧で断ち割った40cm径シデの2つ割りから。 うん、新しい刃は運転音もまるでバンドソー自体が新品だった時のように静かだ。

エゴの短コロを挽いてみたら中に赤身がでてきた。 これには実際、驚いた。 エゴってのはいつも白太だけの材だと思い込んでいたからね。

半端な桜の白太も適当に角材に挽いて新品の刃の切れ味を楽しむ。 いつもこれだけ静かに使えるなら本当に快適なのだが、下手に材を挽くとバンドがゆがんで騒音を発するようになる。

午後、壷つくりの作業途中で逆転させた材を普通の鋸で切断しようとしてチャックの脱落事故を起こしてしまった。 主軸のネジが噛み込まれVM100チャックとあわなくなって作業が頓挫し少し困惑。  当たり前の事だったのだが、いつものようにやってしまってから気がつく。 M30のネジ山をみると主軸もチャックも金属の削り粉だらけ。 ジタバタしても仕方がない。ダイアモンドヤスリで丁寧に山を削りだす。
 主軸のねじ山はストロングチャックのM30ネジを噛ませて確認。 VM100の雌ネジを丁寧に手入れして潰れた山を整形する。 結局のところ、なんとかうまく処理できたが、合計2時間ちょいの回り道になってしまった。

Dscf0489
んな訳で、今日の壷は欅と旧いエゴの2つだけ。

Dscf0491

欅のほうは少し大きすぎてへちゃむくれ。 実は工作手順に少し接着剤を試してみるという遊びをしてみたりして集中を欠いた。 その結果か、底の厚さがかなり危なっかしい状態になっていた。

Dscf0490

夕刻、蔵○建○から連絡をもらった。

 

新しい現場で伐採が始まったという。 明日にでも早速行ってみよう。 季節は伐採には不適切すぎるが、もし欅やカエデなどがあればそれでもラッキーだ。 チェンソーの目立てをやっておいて良かった。  ハスクの252xp+アラスカンMkIIIも持参しよう。

2006年5月 8日 (月)

小さな壷

練習のため小さなボックス連作をはじめた。
 仕上げはグリット値1000まで磨いてタン・オイル仕上げとした

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これは2年寝かせたエゴ。

そして次は

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先週作りかけてフタがゆるく失敗した桜の壷のリメーク。


それから

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カラカラに乾燥しても強く匂うクスの木

揃えてみると下の写真のようになった。

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 形が不揃いなのは、まだイメージが完成していないから。

作業手順に迷いがあって整理しきれていない。

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先週つくった壷と併せて在庫が6つになった。

 浜松で作り方を教わった壷はどれも蓋をあけるとポンと音がするが、音を出す事にばかり気をとられると開閉ごとに中味が飛び出す器になってしまう。 やはり程度問題だろう。
 壷連作の後はエアタイトな利休棗様の薄茶器連作に挑戦する予定。

午後に作業を開始して材料整形からはじめて2つ作り、1つをリメークした勘定になる。
明日は高倉緑の景観地での伐倒処理の後始末。 久しぶりのチェンソーワークだ。

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