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2005年10月 8日 (土)

着メロ考 ( 05/05/16)

着メロという言葉に漸く違和感を感じなくなってはきたものの、実際に自分の携帯電話で着メロなるものを楽しむような不埒な企みに挑戦することになろうとは思っていなかった。
 
 昨今の対中国・韓国の外交問題報道にからんで、なにかと思いが巡るのは詩人としての宮沢賢治の事跡であることに気がついた。
 彼は生涯に8つの自作詩に曲をつけ、子供達に明るい声で元気に歌わせていたというが、自作のメロディとして現在知られているのは2曲だけであるという。 
 まあ、彼の詩に誰が曲をつけたかという事それ自体はどうでも良いことかも知れない。 
 その中で、とりわけ美しいメロディを与えられた詩がある。  そのことが今回のブツクサのテーマだ。
 
 日は君臨(くんりん)し 輝きは
  白金(はっきん)の雨 そそぎたり
 我等は黒き 土にふし
  まことの草の 種まけり
 
4年ほど前、河田宏氏の満州建国大学物語という本を読んだときに日満鮮出身の学生達に愛されたこの詩のメロディの事が紹介されていたが、読んだ当時は本というメディアのせいもあって、まあそんなものかという程度にしか了解していなかった。
 今日、思い立って「日は君臨し」でGoogle検索をかけてみたところ、なんと歌詞附きでMIDIが提供されているばかりでなく、数社の携帯電話用の着メロとしても、公開されていることを知った。
 
http://www.ihatov.cc/k-tai/chakumelo.html

 今、現代の満州の地に、植林の夢を実現したいとする人々が居る。 そのなかに、事業計画発足の当初、建大の卒業生たちが居たとしても不思議はない。 その建大生達が描いた夢のひとつが満州を緑の野に戻すということであった。 
 日本人は当時も今も、自分達が足跡を残す地にはどこにでも植林をしたがってきた民族であるという。
 
 かつての朝鮮総督、阿部信行が建大生達に伝えた訓示がある。 朝鮮総督である彼を表敬訪問したラマ僧に「あのヤマを見てください、植林に努力した結果、昔の朝鮮のハゲ山は緑の山々に変りました」 
と話したところ、
「ありがたい事です。朝鮮の人々の心のなかにも、緑を植えていただいたことでしょう」
と言われ、直ぐには返す言葉がなかった と言うものだったそうである。
 
 おりにふれ、このひとつの寓話を、携帯に転送した着メロが思い出させてくれるかも知れない。

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