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2004年1月

2004年1月 4日 (日)

スーパー法蓮草

・・・って言うと、中にはスーパーで売っているホウレンソウのことかな? なんてぇ連想(笑)をする人もいるだろう。 それって、とても素直な発想だと思うし健全な精神からの連想ってのはそうでなくっちゃいけないと思う。
 でも私が今書きたいのはそっちの方のスーパーぢゃなくって「スーパーマン」とかで使う「超」ってほうの名前がついたホウレンソウの事だったりする。
おっとぉ・・・これはもともと私の造語ぢゃない。 去年だったか一昨年だったかの朝のTV放送だったが、埼玉は小手指辺り農園畑で、なにやら凄い性能(!)の法蓮草が出来ているらしいという噂を主題に制作された、朝の田舎の風景番組が言っていたことをそのまま使ってみた言葉だ。
 どうやら発信源はその退役オヤジたちの農園で、そこに法蓮草つくりの名人が居て、できる法蓮草がすんごいものだ というのがそもそものテーマだった。
 正直いって番組サブタイトルに騙され興味津々、期待しながら番組の進行をみていた俺もつくづくとアホだった 今かんがえてみれば。 

 でっ  最終的に番組が紹介した結末はってえと・・・

 番組で紹介された「スーパー」な法蓮草ってえものの正体は ですね、収穫期に採り損なって放置された数株の法蓮草が、寒に曝され凍結に耐えて自然と甘味を増して味わい深く育っていた と言うだけの、なんとも当たり前の風景だったのでありましたのです これが。
 多分、意識して感動を盛り上げようとしたインタビュアーが、例のごとくわざとらしく、法蓮草の葉を1枚ポッキリと根元から割って口に含んで発した言葉は約束どおりに 「あんま?いっ!」「すんごぉ?い」  でしたです はい。
 まあ、そこまでは良かったのだけれど、若いキャスターの感激が余りに派手で大袈裟にながながと続いたもんだから、流石にそれまでにやにやしながら畑まで案内してきた小手指のオヤジも、だんだん顔つきがキマリ悪そうにオドオドしてきやがった(笑)。
  そのとき、カメラが法蓮草畑に敷いてあったビニール・マルチの穴の破れとか野放図に大株に育ったホウレンソウをアップで映したものだから、視聴者には番組全体の構図が丸ごとまるっと伝わったにちがいない。
 多分、仲間内での冗談が「法蓮草名人」を生み、それをマに受けた誰かがTV局に伝え、番組スタッフが現地取材してみたらただの手抜き農園の霜の朝の風景だった・・・

 なはは なさけねえ?っ。

 いや、もしかしたら本当にキャスターは感激したのかも知れないな とも思ったりもする・・・都会のスーパーマーケットで洗った法蓮草のパックしか知らない人たちにとっては、緑の葉の茎をカリっと齧ってみて、想像を超えた強い甘味が舌先にしみだす体験は、もしかしたら驚きに似た感激をもたらしたのかも知れない  よね?
 法蓮草は、そのまま放置すればやがて花をつけ、玉葱の収穫の頃になると刺に覆われた実をつける。 それを細かく1粒宛に裂いて袋につめて保存し、猛暑が過ぎた頃から畑に蒔けば、また同じスーパー法蓮草を食卓に載せることができるようになる。 しかし、今ではそこまで手を掛けた作業をすることは稀だろうし、毎年新しく種を購入し、袋詰された品種と量とを確認するほうが桁違いに能率的だ。

 を、この買ったばかりの袋の種も 生産地はアメリカなんだな。

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